研究者であれば一度は、この選択に悩んだことがあるかもしれません。アカデミアで研究を続けるべきか、それとも製薬業界で研究開発に携わるべきか、というその後の人生を左右する選択です。
どちらの道を歩むにせよ、自信と満足感を持って取り組めるものでなければなりません。製薬業界のような実業の世界に充実感を覚える研究者もいれば、学究に携わることを好む研究者もいます。
また、買収・合併や業界のアウトソーシングの増加で製薬業界とアカデミアの境界が曖昧になる中、双方の世界をこれといった摩擦もなく、しなやかに行き来する研究者もいます。