研究室の共同利用は、アパートの共同生活と同じようなもの。いいルームメート(研究仲間)もいれば、そうでもない人もいます。誰もが研究室のベストプラクティスの基本は知っていても、暗黙のルールとなるとどうでしょうか。破ってしまってから初めてその存在に気づくような、暗黙のルールがあるはずです。これこそ地雷のようなものです。
単に厄介なことになるだけでなく、研究室マナーが悪いと、実験の失敗や危険な環境につながる可能性もあります。そのようなマナーの悪い研究者の典型的なタイプはいつの時代も変わらないようで、2017年にはNature誌が、そんなテーマの記事を掲載したほどです。
研究や同僚のためにも、できるだけ仲間から歓迎される研究者をめざしましょう。そのヒント10カ条をご紹介します。