自動セルカウンターの3Dオルガノイドへの対応
コーニングのクラウドベースの自動セルカウンターは、従来、2D培養細胞を早く正確に測定することに重点を置いてきました。今回、オルガノイドカウントのアプリケーションを追加することで、大きく発展している 3D培養にもコーニングの自動細胞カウント技術を拡大しました。3D細胞塊は多くの環境要因やプロトコールに依存して形態が変化することが知られていますが、オルガノイドカウント用ソフトウェアは、それぞれのニーズに対応するように設計されています。
オルガノイドカウント用ソフトウェアは、2つのバージョンの3Dカウントアルゴリズムを導入しています。
- Version 1(V1)は、形態が不規則な培養物に使用するためのものです。V1の機械学習アルゴリズムは、正確な表面積と1 mLあたりのオルガノイド数(orgs./mL)を計算するために、視野内の個々の外膜を認識するように設定されています。
- 3DアルゴリズムのVersion 2(V2)は、スフェロイドに使用するためのものです。V2は、表面積とorgs./mL データを迅速に取得する以外に、クラスター内の個々のスフェロイドを区別するよう最適化されています。