When Work is Like Christmas Morning | PYREX Chemistry Set | Corning

化学は苦手だという人は大勢いますが、Edith Hernandezはそうではありませんでした。友達がお人形やお洋服やお化粧道具をサンタさんにお願いしているとき、メキシコのモンテレイ市のコーニング社でプロダクトラインマネージャーを務めるEdithはPYREXの化学実験セットをお願いしました。それが彼女が化学に恋をしたきっかけでした。その中心にはいつもガラス製品がありました。

Edithは少女時代、アレルギーに悩まされていました。病院のラボで繰り返し血液サンプルを採られながら、私の血で何をしているのかしら、それからいったい何がわかるのかしら?と考えていました。

子供時代のプレゼントが人生をかけた情熱へと続く

「化学にすごく興味を持ち始めたのです」とEdithは振り返ります。そこで彼女はサンタさんに手紙を書きました。友達がお人形やお洋服、お化粧道具をサンタさんにお願いする中、彼女は「PYREXの化学実験セットをください」と。

待ちわびたクリスマスの朝に、サンタさんからのプレゼントの包装紙を開けました。「すごく嬉しかったです。キラキラ輝く新しい試験管の箱を開けたのを、今でも昨日のことのように覚えています」とEdithは語ります。

Edithは南米でも有数の私立大学であるモンテレイ工科大学で化学を学びました。そこではPYREXがラボのスタンダードとして使われていました。「先生が『大事に使いなさい。PYREXなんだから、一番いいものなんだよ』と言っていたのを覚えています」とEdithは言います。

子供のころの夢を元に仕事に就きキャリアを築く

卒業後、化学エンジニアになりたてで真っ直ぐコーニングの門をたたきました。「モンテレイ工場のロビーに踏み入れて、コーニング製品のサンプルをたくさん目にしました。PYREXの試験管を見つけて、幼い時から大好きだった製品の会社に勤めることができるかもしれないと思い、わくわくしました」とEdithは言います。

Edithはその日プロジェクトエンジニアとして採用されました。それから15年のあいだプロジェクトスーパーバイザー、生産管理者、モンテレイ工場のマネージャーとしてキャリアを進めてきました。モンテレイ工場では今もなお幅広いPYREXラボウェアの生産をしています。

「メキシコでは女性がビジネスリーダーになることは簡単ではありません」Edithは語ります。「コーニングが私にその機会を与えてくれたことを嬉しく思っています。また自分がその機会をつかみ取ったことを誇りに思います。人生を通じてPYREXとのつながりを誇りに思っています。PYREXはたくさんの重要な発見や製品、医学に不可欠なものです。そして何よりあの1990年のクリスマスの日から、私のライフワークにとっても欠かせないものです」

100年にわたる科学のブレークスルー