以下は、2020年8月に掲載された記事を翻訳したものです。
2020年の春は、どの研究室も静まりかえっていました。実験は一時棚上げ。研究者は揃って自宅待機。先行き不透明な中で、科学が地域や国家の自宅待機命令に翻弄されているかのような状況でした。
徐々に研究者たちは研究室に戻り始めています。しかし、元通りの軌道に乗せる作業はこれからが本番。研究再開には、時間がかかりますし、(対人距離を保ちつつ)チームワークも必要です。
他の研究室も再開しているのだから、自分のところもできるはず。ひょっとしたら、思ったよりも早く再始動できるかもしれません。ただし、そのためにはそれなりの取り組みが必要です。研究室で「ニューノーマル」の生活を再始動するためのコツをご紹介します。