ウルトラピュアラミニンのコーティング方法
ウルトラピュアラミニンのコーティング方法
本ページのコーティング方法は、製品ごとの品質保証書を和訳したものです。
品質保証書は保証書のダウンロードからご利用いただけます。
コーティング方法:
下記は推奨です。個々の培養系に最適なコーティング条件を決めるためのガイドラインとしてご使用ください。
1. ウルトラピュアラミニン(マウス)を2~8℃または氷上で穏やかに融解します。使用中はウルトラピュアラミニン(マウス)を2~8℃に保ってください。融解中に綿状の物質が見られることがあります。これは凝集したラミニンで、通常2~8℃で1~48時間後には溶解します。
2. 滅菌済みの無血清培地を用いてラミニンを希望の濃度に希釈します。推奨コーティング濃度は1~10 µg/cm2です。表面をまんべんなくコーティングできるように最終溶液量を調製してください。
例)最終のコーティング濃度が5 µg/cm2の場合、基質を50 µg/mLに希釈し、35 mm ディッシュには1 mL、60 mmディッシュには3 mL添加してください。
3. 培養表面に希釈した基質を適量添加してください。
4. 常温で1 時間インキュベートします。
5. 残った基質を吸引してください。
6. 穏やかにリンスします。底面をひっかいてしまわないように気を付けてください。
7. プレートはすぐに使用することができます。滅菌状態が維持されれば、2~8℃で、乾湿いずれでも保管することができます。