本ページのコーティング方法は、製品ごとの品質保証書を和訳したものです。
品質保証書は保証書のダウンロードからご利用いただけます。

コーティング方法：

下記は推奨です。個々の培養系に最適なコーティング条件を決めるためのガイドラインとしてご使用ください。

1.    無血清培地を用いてポリ-D-リジンを希望の濃度に希釈します。表面をまんべんなくコーティングできるように最終溶液量を調製してください。

       例）最終のコーティング濃度が5 µg/cm²の場合、基質を50 µg/mLに希釈し、35 mm ディッシュには1 mL、60 mmディッシュには3 mL添加してください。

2.    培養表面に希釈したポリ-D-リジンを適量添加してください。

3.    常温で1時間インキュベートします。

4.    残った基質を吸引してください。

5.    慎重にリンスします。底面をひっかいてしまわないように気を付けてください。培養表面に結合しなかったポリ-D-リジンは細胞の増殖を阻害する可能性があります。

6.    プレートはすぐに使用することができます。滅菌状態が維持されれば、4℃で保管することもできます。