高濃度ラミニン/エンタクチン複合体のコーティング方法 | Corning

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高濃度ラミニン/エンタクチン複合体のコーティング方法

高濃度ラミニン/エンタクチン複合体のコーティング方法

高濃度ラミニン/エンタクチン複合体のコーティング方法

高濃度ラミニン/エンタクチン複合体のコーティング方法

本ページのコーティング方法は、製品ごとの品質保証書を和訳したものです。
品質保証書は保証書のダウンロードからご利用いただけます。

推奨コーティング方法

注意:

1.      操作中は4℃以下を保ってください。製品を氷上に置き、希釈には氷温の溶液または細胞懸濁液を使用してください。

2.      粘性が高いので、冷やしたGilson M シリーズなどのシリンジスタイルディスプレイスメント式ピペットを常に使用してください。エアディスプレイスメント式ピペットは使わないでください。

ゲル化法:ゲル上で細胞培養する場合

1.      高濃度ラミニン/エンタクチン複合体を氷上で穏やかに融解します。常に製品は氷上に置いておいてください。

2.      希望の濃度に希釈します。しっかりとしたゲルを作るために、濃度は3.5 mg/mL 以上を推奨します。

3.      0.1 mM のカルシウムを含む氷温の等張液または培地を用いて希釈します。

4.      希釈したラミニン/エンタクチン複合体溶液を培養容器に添加し、37℃で1~2時間おいて重合させます。

ゲル化法:ゲル中で細胞培養する場合

1.      高濃度ラミニン/エンタクチン複合体を氷上で穏やかに融解します。常に製品は氷上に置いておいてください。

2.      希望する濃度(3.5 mg/mL 以上)に希釈するために必要な高濃度ラミニン/エンタクチン複合体の量を計算してください。冷やしたプレートや冷やしたチューブの中で直接希釈することもできます。

3.      冷やした細胞懸濁液を高濃度ラミニン/エンタクチン複合体に加え、2.で計算した容量になるよう、等張液または培地で調整します。

4.      高濃度ラミニン/エンタクチン複合体をGilson M シリーズのピペットで穏やかにピペッティングして混ぜます。

5.      チューブで希釈した場合、懸濁液を冷やしたプレートのウェルにピペットで添加し、37℃で1~2時間インキュベートして重合させます。