コラーゲン IV (ヒト) のコーティング方法
コラーゲン IV (ヒト) のコーティング方法
本ページのコーティング方法は、製品ごとの品質保証書を和訳したものです。
品質保証書は保証書のダウンロードからご利用いただけます。
推奨コーティング方法
下記は推奨です。個々の培養系に最適なコーティング条件を決めるためのガイドラインとしてご使用ください。
コーティング方法:
1. 10 mM の酢酸を用いてコラーゲン IV(ヒト)を希望の濃度に希釈します。表面をまんべんなくコーティングできるように最終溶液量を調製してください。
例)最終のコーティング濃度が1.0 µg/cm2の場合、基質を10 µg/mLに希釈し、35 mm ディッシュには1 mL、60 mmディッシュには3 mLを添加してください。
2. 培養表面に希釈した基質を適量添加してください。
3. 常温で1 時間インキュベートします。
4. 残った基質を吸引してください。
5. 酸を除くために穏やかにリンスします。
6. プレートはすぐに使用することができます。滅菌状態が維持されれば、2~8℃で、乾湿いずれでも保管することができます。
ゲル化法:
注意:コラーゲン IV(ヒト)は非常に柔らかいゲルにしかなりません。
1. コラーゲン IV(ヒト)と溶液を中和する緩衝液とを1:2 の比率で混合します。
2. 37℃で15~60分インキュベートします。
3. すぐに使用することができます。