ALTOS® Cables

Corning ALTOS® ケーブルは、幅広い温度域で安定した性能を発揮し、あらゆる通信グレードの光ファイバと互換性があります。

30年近くにわたり、設置業者によるプラント外部ケーブルアクセス技術に変化はありませんでした。

• 外部ジャケットを開く際には、鋭利なツール（フックブレード等）が必要
• l  ジャケットを必要な長さで剥離するためにリップコードが必要
• バインダーを除去する必要

もっと良い方法があることをご存知ですか。当社のFastAccess® テクノロジー―製造工程でケーブル構造を結合するのに用いられる革新的なケーブルジャケット設計―を用いることで、今後、プラント外部ケーブルへのエンドスパンアクセス方法は一変するでしょう。

• バインダーヤーンや遮水テープが不要
• 加工しやすく水膨潤性素材を採用  
• クリーンアップ不要

何よりも、この技術により、設置者は鋭利な工具を使用せずにケーブルジャケットを効果的に剥離することができます。これによって、アクセス時間を平均70%短縮するだけでなく、設置者やケーブル内のファイバの怪我・破損リスクを劇的に低減します。

さらに、通常、何度もバインダーをカットしてケーブルから除去する必要がありますが、その準備中にバインダーが組み合わさった場合に問題が発生する可能性があります。当社は、ケーブルジャケットと一緒に外れる、薄型の樹脂製外部皮膜（シース）を使用しています。

バインダーレス FastAccess® テクノロジー搭載ALTOS ルースチューブケーブルは、ALTOS ケーブルに求められる性能、保護、耐久性に加え、作業を容易にするための追その他技術を搭載しています。

バインダーレス FastAccess™ 技術を用いた ALTOS ルースチューブケーブル - ALTOS ケーブルに期待される性能、保護、耐久性に加え、作業を容易にするための追加技術を搭載しています。

コーニングは、このケーブル技術をさらに進化させることにより「Evolution of Easy（さらなる簡便性）」に取り組み続けています。そして今回発表したのが、FastAccess® テクノロジーと薄膜コア保護を利用した初の外装ケーブル、FastAccess® テクノロジー搭載ALTOS® Liteルースチューブケーブルです。ケーブル全体の設計は絶縁体バージョンと類似しており、同バージョンが有する様々なメリットをお客様にもたらします。大きな変更点は、ジャケットと外装にアクセスするリップコードの使用を廃止したことです。お客様は、FastAccess機能を用いてケーブルジャケットを除去し、外装からケーブルを引っ張るだけでケーブルコアにアクセスできます。これが可能なのは、ケーブルコアの周りの新たな薄膜保護性能により、コアが外装から引き出す際の損傷を防ぐことができるためです。その上で、簡単にアクセスできるリップコードを用いて薄膜を簡単に除去することができます。この新しいアクセスプロセスにより、ケーブルアクセス回数を最大60％低減できるだけでなく、鋭利なツールを伴わないためリスクのあるプロセスを減らすことができます。絶縁体バージョン同様、遮水テープも廃止し、代わりに同様の有効性を持つ遮水パウダーを採用しています。