キャンパスネットワーク

キャンパスネットワークとは

キャンパスネットワークとは、組織にサービスを提供する専有LANセットまたは相互接続されたLANセットを意味します。一般的に、キャンパスネットワークは近距離にある複数の建物ををカバーしますが、より広い領域にわたる複数の施設場所を含めることも可能です。これらの建物と施設は、キャンパス基幹ネットワークたる光ファイバネットワークでつながっています。

キャンパス基幹ネットワークは、複数の建物や施設を接続してローカルエリアネットワーク（LAN）を構築します。環境や設置上の課題に対しては、信頼性が高く、帯域幅需要増に対応し、迅速に敷設できるネットワークを提供できる堅牢なケーブルインフラが求められます。

屋外光ファイバケーブル設計における検討事項

ルースチューブケーブル、リボンケーブル、マイクロルースチューブケーブルという主要ケーブルシリーズを戦略的に使用することで、ネットワーク全体に対して、低減衰、拡張性、および敷設速度の向上を実現できる様々なオプションを提供します。ネットワーク深部にまで光ファイバの導入が進み、帯域幅需要が増え続ける中、あらゆるケーブルオプションを検討することで、将来への対応も含めた弾力性のあるネットワークを構築することができます。

ビル間の接続の構築

将来性を考慮し、確実なプランニングを行うことで、構造化ケーブルインフラはキャンパスの接続性を制限する要因ではなく、むしろ広げていく技術になるでしょう。

1G、10Gキャンパスバックボーンのファイバー設計

コーニングのシステムエンジニアが繰り返し尋ねられる質問が2つあります。ひとつは「キャンパス基幹ネットワークに必要なファイバの種類はどうやって決めればいいですか」というもので、もうひとつが、「キャンパス基幹ネットワークに必要なファイバ心数はどうやって決めればよいですか」というものです。

エンジニアの回答は、このホワイトペーパーをご覧ください。

屋外ケーブル

屋外用光ファイバケーブルは、より厳しい条件に耐えられるように設計されています。そのため、屋外ケーブルは、紫外線や温度の変化にも耐えられるよう堅牢な構造を特徴としており、屋外敷設時の要件に耐えられるような機能を備えています。

屋内外ケーブル

これらのケーブルは、屋外の厳しい環境に対応するだけでなく、難燃性要件も適用される屋内にも配線できるよう設計されています。このタイプのケーブルを使用することで、屋外ケーブルを建物内に配線する際に、屋内定格ケーブルへの「トランジションスプライス」が不要になります。

光ファイバクロージャ

コーニングの光ファイバスプライスクロージャは、架空、ダクト、埋設用光ファイバ接続向けに設計されています。