Corning Reports Fourth-Quarter and Full-Year 2022 Financial Results

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コーニング、2023年第4四半期および通年の業績を発表
コーニング、2023年第4四半期および通年の業績を発表
ニューヨーク州コーニング | Corning Incorporated | 2024年1月31日

当該資料は、1月30日付で米国ニューヨーク州コーニングにて発信された日本語訳です。

生産性比率の過去水準への回復、価格引き上げによるインフレ相殺への取り組みは引き続き前進

―第4四半期業績にも反映

 

第4四半期は減収となったものの、GAAP粗利益、コア粗利益ともに

前年比3ポイントパーセント以上増加。キャッシュフローも大幅改善

 

2024年は市場の正常化に伴い、コーニングは通年売上高を30億USドル以上増加させ、

利益とキャッシュフローの堅調な増加を達成する機会があります

 

経営陣は、2024年第1四半期のコア売上高を約31億USドル、

コア一株利益を0.32~0.38 USドルと予想。また、第1四半期は年間で一番低い四半期となると予想

コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は本日、2023年第4四半期および通年の業績ならびに2024年第1四半期の見通しを発表しました。

ウェンデル P. ウィークス、会長兼CEOは次のように述べています。「全体として、需要が落ち込んだ状況にもかかわらず、コーニングが市場でのリーダーシップを着実に推し進め、収益性を強化し、キャッシュフローの創出を改善し続けてきたことが、2023年第4四半期および通年の業績からご理解いだけると思います。」

そして、「経営面でも堅調な状態で迎えた2024年は、市場の正常化に伴い、コーニングにとって中期的に売上高を30億USドル以上増加させるチャンスがあるでしょう。そうした成長機会を捉えていくことで、強力な収益性やキャッシュフローの向上も望めると予想しています。これは株主にとっても素晴らしいチャンスとなるでしょう」と続けました。

2023年第4四半期業績:

  • GAAP売上高は、前四半期比6%減の30億USドル。コア売上高は予想通り、同5%減の33億USドル。
  • GAAP一株利益は△0.05USドル、コア一株利益は0.39USドル。GAAP一株利益とコア一株利益の差は、主に為替変動の影響調整、為替換算調整予約による利益、円建て債務の換算差損、および事業再編・資産償却費用を反映。
  • GAAP粗利益は前年比3.5ポイント%改善し、コア粗利益は3.3ポイント%改善。GAAP売上高、コア売上高はそれぞれ12%減、10%減。
  • キャッシュフローは引き続き改善傾向にあり、GAAP営業キャッシュフローは7億1,300万USドル、調整後フリーキャッシュフローは4億8,700万USドル。

2023年通年:

  • GAAP売上高は、前期比11%減の126億USドル。コア売上高は、同8%減の136億USドル。
  • GAAP一株利益は0.68USドル、コア一株利益は1.70USドル。GAAP一株利益とコア一株利益の差は、主に為替変動の影響調整、為替換算調整予約による利益、円建て債務の換算差益、および事業再編・資産償却費用を反映。
  • GAAP営業キャッシュフローは20億USドル、調整後フリーキャッシュフローは8億8,000万USドル。

2024年第1四半期見通し:

  • 経営陣は、2024年第1四半期のコア売上高を約31億USドル、コア一株利益を0.32 ~0.38 USドルと予想。また、第1四半期は年間で一番低い四半期になると予想。

エグゼクティブバイスプレジデント兼CFOのエド・シュレジンジャーは次のように述べています。「第4四半期、コア粗利益は前年同四半期比で3.3ポイント%に改善し、調整後フリーキャッシュフローも4億8,700万USドルに改善しました。第4四半期および通年の業績からも、価格の引き上げ、生産性比率の向上、在庫削減を図る当社のアクションが奏功していることが示されています。」

そして、「2024年第1四半期については、コア売上高が約31億USドル、コア一株利益は0.32~0.38USドルと予想しています。2024年は、第1四半期が最低ベースとなり、長期的な収益性・持続的成長へのステップとなることを予見しています」と続けています。

実施中の戦略
コーニングは、前向きな変化を促進し、また世界を前進させる一助となるべく尽力しています。人々の暮らしを変える製品を発明し、製造し、販売することで、何年にもわたる収益性の高い成長を推進しています。同時に、業界リーダーとの深い信頼関係を構築することで、顧客の製品やサービスのさらなる充実化を実現しています。当社は長期的な視点に立ち、日常生活の多くの場面に関わる大きな変革に一層重要となる、各種能力に投資を行っています。現在事業を展開している市場は、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイ、自動車、太陽光、半導体、ライフサイエンスなどです。

最近のハイライト:

  • 耐久性に優れた高機能スマートフォン用カバーガラスの業界標準を再び確立 コーニングは、カバーガラス新製品Corning® Gorilla® Armorで、当社のイノベーションの歴史にまた新たな一歩を刻みました。サムスンのGalaxy S24 Ultraに採用されたGorilla Armorは、耐久性と視認性を卓越したレベルで両立した製品であり、直射日光下でもより鮮やかな画面表示と、日常生活下でのダメージに対する優れた保護を可能にします。
  • ブロードバンド、5G、クラウドコンピューティング、先進AIにおける光イノベーションの推進 エグゼクティブバイスプレジデント 兼 チーフストラテジーオフィサー(CSO)であるジェフリー・エヴァンソンと、オプティカルコミュニケーション部門技術開発バイスプレジデントのアレクサンドラ・ボコスビックは、光ファイバーに関するイノベーションと独自のバリュープロポジションを誇るコーニングが、電気通信、クラウドコンピューティング、先進人工知能(AI)分野におけるチャンスをいかに活かすことができるか語りました。詳しくは、Bloomberg IntelligenceのTech Disruptorsポッドキャストのコーニング特集をご視聴ください。
  • 次世代車載ディスプレイ創出による、ドライビング体験の進化 コーニング、ディスプレイ業界リーダーのTianma、自動車メーカーのGACが協力して、受賞歴のあるコーニングLivingHinge™ Technologyの活用を進めています。同テクノロジーは、ディスプレイを大きく湾曲させることが可能であり、CES®において「Best of Innovation Honoree」を獲得しました。CESでは、長年にわたる協力会社であるBOE Technology Group Co., Ltd.とともに、当社最新の自動車コックピットイノベーション、Corning® ColdForm™ Technologyを採用した44.6インチ超大型酸化物パネルも披露しています。同テクノロジーの特長として、環境への影響を25%以上低減していることが独立機関により検証済みです。
  • 自動車ウィンドウをシステム化可能なコンポーネントへ 最近MotorTrendの記事で、コーニングの新製品Fusion5™ Glassが取り上げられました。この製品により、従来のフロントガラスに比べて非常に高い耐久力と優れた光学性能を備え、軽量化も果たすことが可能になります。この革新的なフロントガラスの技術は、先進運転支援システム(ADAS)やより高度な自動運転に必要なセンサーシステムの実現に資するだけでなく、電気自動車の走行距離拡大に必要な車両軽量化にも貢献します。
  • 公平な職場提供に引き続き尽力 コーニングは、2年連続で米国人権団体Human Rights Campaign Foundationの「企業平等指数」最高スコアの100点を獲得しました。

 

2023年第4四半期および通年の業績と比較
(単位は百万USドル。ただし一株利益の金額を除く。)

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率% 
GAAP純売上高$2,994$3,173(6%)$3,406(12%)$12,588$14,189(11%)
GAA純利益(損失)  (1)$(40)$164*$(36)11%$581$1,316(56%)
GAAP希薄化後一株利益$(0.05)$0.19*$(0.04)25%$0.68$1.54(56%)
コア売上高 (2)$3,272$3,459(5%)$3,633(10%)$13,580$14,805(8%)
コア純利益 (2)$339$386(12%)$402(16%)$1,463$1,794(18%)
コア一株利益 (2)$0.39$0.45(13%)$0.47(17%)$1.70$2.09(19%)

(1) コーニングインコーポレイティッドに帰属するGAAP純利益(損失)。
(2) Non-GAAPによる数値。GAAPによる数値とNon-GAAPによる数値の調整については、このニュースリリースに続く図表や当社ウェブサイトでご覧いただけます。

*非適用

2023年第4四半期および通年の部門別業績
以下の第4四半期および通年の業績は、コーニングの連結財務諸表に記載されている部門別報告に基づいて作成しています。

オプティカルコミュニケーション部門

 Q4 2023Q3 2023増益率%Q4 2022増益率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$903$918(2%)$1,195(24%)$4,012$5,023(20%)
純利益$88$91(3%)$130(32%)$478$661(28%)

オプティカルコミュニケーション部門の第4四半期売上高は、前四半期比2%減の9億300万USドルとなりました。これは主に、キャリアの顧客が在庫削減を進める中での一時的な需要減によるものです。第4四半期の純利益は、販売数の鈍化に伴い、同3%減の8,800万USドルでした。

ディスプレイテクノロジー部門

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$869$972(11%)$78311%$3,532$3,3067%
純利益$232$242(4%)$17136%$842$7699%

ディスプレイテクノロジー部門の第4四半期売上高は、前四半期比11%減の8億6900万USドルとなりました。これは、市況を反映して、前四半期から引き続き販売数が減少したことによるものです。ただし、減少の一部は、下半期の価格引き上げによって相殺されました。第4四半期の純利益は、同4%減の2億3,200万USドルでした。2023年下半期、当社は2桁台の価格の値上げ実施に成功しました。

スペシャリティマテリアルズ部門

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$473$563(16%)$505(6%)$1,865$2,002(7%)
純利益$58$72(19%)$78(26%)$202$340(41%)

スペシャリティマテリアルズ部門の第4四半期売上高は、顧客の新製品発売に伴いスマートフォン用カバーガラスの売上げが好調だった第3四半期から16%減の4億7,300万USドルとなりました。第4四半期の純利益は、販売数の鈍化に伴い、同19%減の5,800万USドルでした。

エンバイロンメンタルテクノロジー部門

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$429$449(4%)$3949%$1,766$1,58411%
純利益$98$99(1%)$6942%$386$29232%

エンバイロメンタルテクノロジー部門の 第4四半期売上高は、通例の季節性需要により、前四半期比4%減の4億2,900万USドルでした。第4四半期の純利益は、前四半期同様、9,800万USドルでした。

ライフサイエンス部門

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$242$2305%$294(18%)$959$1,228(22%)
純利益$17$1331%$31(45%)$50$153(67%)

ライフサイエンス部門の第4四半期売上高は、北米および欧州の顧客が在庫削減を終えつつあることから、前四半期比5%増の2億4,200万USドルとなりました。第4四半期の純利益は、販売数の増加および生産性向上により、同31%増の1,700万USドルでした。

ヘムロックおよび新規成長事業部門

 Q4 2023Q3 2023増減率%Q4 2022増減率%2023通年2022通年増減率%
純売上高$356$3279%$462(23%)$1,446$1,662(13%)
純利益(損失)$(19)$(8)138%$4*$15$39(62%)

* 非適用

ヘムロックおよび新規成長事業部門の第4四半期売上高は、主に半導体ポリシリコンの販売数増加により、前四半期比9%増の3億5,600万USドルとなりました。

今後の説明会について
3月1日、コーニングはSusquehanna Financial Group, LLLP の第13回年次テクノロジーカンファレンスに参加します。3月5日には、Morgan Stanleyのテクノロジー・メディア&テレコムカンファレンスに参加します。また、当社経営陣が一部都市の投資家オフィスを訪問予定です。最新のカンファレンス情報については、当社ウェブサイトの「Investor Relations」ページをご覧ください。

第4四半期のカンファレンスコールについて
コーニングは1月30日(火)の午前8時30分(米国東部標準時)より、 第4四半期のカンファレンスコールを開催します。ご参加の場合、コール開始前にこちらから事前登録いただくことができます。必要事項をすべてご入力の上、「Register」をクリックしてください。電話番号およびPINコードが自動生成され、画面にポップアップ表示されます。「Dial In」またはシステムによる「Call Me」機能を選択できます。また、ダイヤルインに関する情報を記載した確認メールをお送りします。ライブオーディオウェブキャストをお聴きになるには、コーニングの「Investor Relations」イベントページをご覧いただき、指示に従ってください。

本プレスリリースの情報の表示について
本ニュースリリースには、Non-GAAP財務指標が含まれます。Non-GAAP財務指標は、GAAPに準拠するものではなく、GAAPに代わるものでもありません。コーニングの Non-GAAP財務指標は、一般的な経済状況や企業活動において基本となるファンダメンタルズやトレンドを反映していないイベントを原因とする事項の影響を排除しています。コーニングは、Non-GAAP財務指標を開示することにより、当社の基本的な業績トレンドが見えづらくなる事項の影響を除いた上で、財務成績の分析を行うことが可能になると考えています。これらのNon-GAAP財務指標の定義および、直接比較可能なGAAP財務指標との調整については、当社ウェブサイトでご確認いただけます。

「Investor Relations」ページにアクセスいただき、「Financials and Filings」タブ内の「Quarterly" Results」をクリックしてください。これらの調整は、本ニュースリリースにも適用されています。

将来見通しに関しては、当社経営陣が外国通貨の対米ドル為替レート動向やその他当社の経常的業務を反映しない事項、未発生の事項、経営陣が抑制できない事項について予測することはできないため、これらのNon-GAAP基準について調整結果を提示することはできません。そのため、経営陣はGAAPベースの見通し情報についても提示することはできません。

将来の見通しに関する注意点
本リリースおよびマネージメントのコメントにおいて、過去の事実または情報ではない記述や、「will (~になる)」、「believe(~と考えている)」、「anticipate(~と予測する)」、「expect(~と予想している)」「intend(~する意向である)」「plan(~を計画している)」、「seek(~を試みる)」、「see(~と見込んでいる)」、「would  (~だろう)」、「target(目標とする)」「estimate(~と見込む)」「forecast(~と予想する)」またはその他類似の表現を含む記述はすべて「将来の見通しに関する記述」です。こうした記述は、1995年米国民事訴訟改革法の「セーフハーバー」規定に沿ったものであり、経済、競合、法制度の変化に関連する予測や想定が含まれます。また、程度の差はあれ、本質的には不確実である将来の事象に関する記述となります。これらの将来の見通しに関する記述は、とりわけ、当社の将来の業績、新規および既存市場における当社のシェア、当社の収益および利益成長率、新製品を革新および商業化する当社の能力、当社の予想される設備投資、および当社の製造能力の最適化を含む価格設定を改善するためのコスト削減イニシアチブおよび措置の実施に関連しています。

当社は、これらの将来の見通しに関する記述は、とりわけ、現在の見通しおよび予測、一般的な経済状況、当社の事業に関する知識、および当社に影響を与える主要業績評価指標に関する合理的な仮定に基づいていると考えていますが、実際の結果は大きく異なる可能性があるため、これらの将来の見通しに関する記述が正確であることを証明する保証はありません。当社は、適用される証券取引法で義務付けられている場合を除き、状況または経営陣の見積りや見解が変更された場合、将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。

将来の見通しに関する記述で明示的ないし暗示的に表明した予想と、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性その他要因には次のようなものがありますが、これらに限るものではありません。世界経済の動向、競争リスク、地政学的リスク、米国と中国もしくはその他の国間の制裁、関税、その他の貿易摩擦の激化、当社事業のグローバルサプライチェーンおよび戦略に対する関連する影響、または、健康危機、インフレ、金利、有価証券およびその他の金融資産の価値、貴金属、石油、天然ガス、原材料、その他の商品価格に起因する動向および変動を含む、マクロ経済および市場状況の変化および市場のボラティリティ、為替レート(特に米ドルと日本円、新台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)、政府のインセンティブの利用可能性、消費者需要の減少または急激な増加、ならびにそのような変化と変動が当社の財政状態と事業に与える影響。エピデミックやパンデミックなどの健康危機事象の期間および深刻度、ならびに需要、人員、事業、グローバルサプライチェーン、株価に対する当社の事業全体への影響。テロ活動、サイバー攻撃、武力紛争、政治的または金融的不安定性、自然災害、国際貿易紛争、または重大な健康上の懸念により、商業活動またはサプライチェーンが混乱する可能性。盗難、サイバー攻撃、または情報技術インフラの中断による知的財産の損失。特許を行使し、知的財産と企業秘密を保護する能力。コーニング、当社のサプライヤーおよびメーカーのサプライチェーン、設備、施設、ITシステムまたは業務の混乱。製品需要および業界の供給能力。競争力のある製品と価格設定。重要なコンポーネント、材料、設備、天然資源、ユーティリティの可用性とコスト。新製品の開発と商品化。主要顧客からの注文活動と需要。計画されたレベルでの四半期配当の支払いまたは計画されたレベルでの株式の買い戻しの能力に影響を与える可能性のある、当社のキャッシュフローと利益の額と時期、および、その他の条件。将来の配当の額と時期。買収、処分、その他の類似取引の影響。規制及び法整備の影響。予想される顧客の需要レベルに合わせて設備投資を調整する能力。製造能力の最適化、業務変更、価格設定、コスト削減策の実施を通じて収益と利益率を向上させる能力。技術変化の速度。不利な訴訟。製品およびコンポーネントの性能問題。重要な人材の確保。収益性の高い事業を維持し、継続的な事業や製造の拡張に必要な資金調達力。債権を期日までに支払う顧客の能力。重要顧客の損失。税、規制、国際課税基準の変更。税務当局による監査の影響。訴訟、政府規制、その他の政府措置や調査の潜在的な影響。その他世界経済の動向、競争リスク、地政学的リスク、米国と中国もしくはその他の国間の制裁、関税、その他の貿易摩擦の激化、当社事業のグローバルサプライチェーンおよび戦略に対する関連する影響、または、健康危機、インフレ、金利、有価証券およびその他の金融資産の価値、貴金属、石油、天然ガス、原材料、その他の商品価格に起因する動向および変動を含む、マクロ経済および市場状況の変化および市場のボラティリティ、為替レート(特に米ドルと日本円、新台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)、政府のインセンティブの利用可能性、消費者需要の減少または急激な増加、ならびにそのような変化と変動が当社の財政状態と事業に与える影響。エピデミックやパンデミックなどの健康危機事象の期間および深刻度、ならびに需要、人員、事業、グローバルサプライチェーン、株価に対する当社の事業全体への影響。テロ活動、サイバー攻撃、武力紛争、政治的または金融的不安定性、自然災害、国際貿易紛争、または重大な健康上の懸念により、商業活動またはサプライチェーンが混乱する可能性。盗難、サイバー攻撃、または情報技術インフラの中断による知的財産の損失。特許を行使し、知的財産と企業秘密を保護する能力。コーニング、当社のサプライヤーおよびメーカーのサプライチェーン、設備、施設、ITシステムまたは業務の混乱。製品需要および業界の供給能力。競争力のある製品と価格設定。重要なコンポーネント、材料、設備、天然資源、ユーティリティの可用性とコスト。新製品の開発と商品化。主要顧客からの注文活動と需要。計画されたレベルでの四半期配当の支払いまたは計画されたレベルでの株式の買い戻しの能力に影響を与える可能性のある、当社のキャッシュフローと利益の額と時期、および、その他の条件。将来の配当の額と時期。買収、処分、その他の類似取引の影響。規制及び法整備の影響。予想される顧客の需要レベルに合わせて設備投資を調整する能力。製造能力の最適化、業務変更、価格設定、コスト削減策の実施を通じて収益と利益率を向上させる能力。技術変化の速度。不利な訴訟。製品およびコンポーネントの性能問題。重要な人材の確保。収益性の高い事業を維持し、継続的な事業や製造の拡張に必要な資金調達力。債権を期日までに支払う顧客の能力。重要顧客の損失。税、規制、国際課税基準の変更。税務当局による監査の影響。訴訟、政府規制、その他の政府措置や調査の潜在的な影響。その他、コーニングのSEC提出書類に詳述されているリスク。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、当社の年次報告書(Form 10-K)および四半期報告書(Form 10-Q)に記載されたリスク要因および将来の見通しに関する記述をご参照ください。

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コーニングについて
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