Remote Power Solutions

ネットワークインフラを再創造する時期が到来

WiFiや携帯電話アクセスポイントを利用する機器が増え、帯域幅や電力需要の増加をもたらしている現在、基地局のインフラを今までとは違った形で設計する時期を迎えているのかもしれません。

コーニングのリモートパワーソリューションは、クローゼットスペースを解放し、バックアップ電源と環境調整を一元管理し、ファイバと電源を建物奥深くに安全に設置することで、水平配線とサポートの負担を軽減します。電力とファイバを建物の奥深くに設置することで、当社のリモートパワーソリューションは、複合ケーブルとアクティブパワーコンポーネントの活用により人件費を節約しつつ、建物とネットワークの両方を簡略化します。場合によっては、高電圧・低電圧を双方向AV ディスプレイなどのエンドデバイスに直接供給し、その他の場合は小型の PoE スイッチに供給して、近くのアクセスポイント、スマート照明、および IoT デバイスをショートカテゴリジャンパに接続して電力を供給します。その結果、接続性、実質的に無制限の帯域幅、数千ワットの安全な電力をビル全体に供給可能な、将来的な柔軟性にも優れたインフラが実現します。

光ファイバ vs メタルネットワーク

光ファイバ vs メタルネットワーク

テクノロジーは進化しています。今日のオペレータは、銅線ベースのレガシーネットワークで発生しがちな、継続的アップグレードを繰り返すことなく、時間とネットワークへの投資を有効に使うことができます。

全光ファイバ統合ネットワークにより、一回の投資で携帯電話その他アプリケーションを、より費用対効果が高く、設置が容易で、少スペース・省エネ性に優れた、拡張性の高い柔軟な設計で実現できます。将来のアップグレードする際も、パイプではなく蛇口を交換するのと同じくらい簡単です。

メタルネットワーク・・・・パイプには最適だがネットワーク拡張にはそぐわない。

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ユースケース:セキュリティ

コーニングのリモートパワーソリューションのユースケース:セキュリティ

コーニングのリモートパワーソリューションは、セキュリティカメラ、ワイヤレスアクセスポイント、セキュリティフォン、およびあらゆるPoE、PoE+、PoE++アプリケーションを有効にすることで、より安全で、接続性の高い世界を実現します。単一で簡略化されたインフラを重視する設置者、設計者、技術者は、多くのメリットを踏まえ、コーニングのリモートパワーソリューションを選択しています。リモートパワーソリューションがセキュリティアプリケーションでどのように活用されているか、こちらをご覧ください。

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コーニングのリモートパワーソリューション概要

コーニングのリモートパワーソリューション概要

データ・電力へのアクセス拡大を実現

コーニングのリモートパワーソリューションを使用することで、より遠く離れた場所でもデータと電力をより高い信頼性で供給することができます。当社のユーザーフレンドリーかつ費用対効果の高いリモートパワーテクノロジーは、分散型アンテナシステム(DAS)リモートアクセスユニット(RAU)や光ネットワーク端末(ONT)として知られるソフトウェア定義アクセスノード(SDAN)などのリモートデバイスに電力供給に用いることができます。

ニーズに合わせたリモートパワーコンポーネント

当社のリモートパワーソリューションは、以下のコンポーネントにより、距離と簡便性を実現しています。

最大12ポートを提供する電源ユニット(PSU 6)は、一筐体につき一ラックユニットのみ必要とします。

モジュラー、57 VDC電源モジュール(PSM-I)

クラス 3 定格のメタル-光ファイバ複合ケーブル。これらのケーブルは、NEC 第 830.15 条に準拠した Digital Electricity™ および +/190VDC 設置に適しています。また、NEC 第 725 条に準拠した低電圧設置にも使用できます。

  • Actifed® ケーブルオプション(1F~24F、2Cu~12Cu 導体)
  • サイズが20~12AWGの銅導体
  • 直接または接続によりデバイスをサポート
  • 距離が不明な場合にも現場で簡単に終端処理できるよう、バルクケーブルご用意しています。カテゴリケーブルにより300フィートを大幅に上回るような距離に、クラス3低電圧電力を送ることができます。

エンドユーザー機器の可能性を広げる

ローカルのクローゼットから、パワーインジェクション(PI)、電源ユニット(PSU 6)、ActiFi®ケーブルによってインフラのレイヤーを削減し、長距離データ伝送を可能にします。コーニングのリモートパワーソリューションは、SDAN、DASリモートアクセスユニット、ONT(SDAN)などのリモートデバイスに電力を供給することもできます。

これにより、アクセス制御装置、セキュリティカメラ、ワイヤレスアクセスポイント(WAP)、セキュリティフォンなどの主要なエンドユーザー機器を2,000フィート以上の距離で接続することができます。

コーニングの光ネットワーク端末は、PoE(15.4W)、PoE+(30W)、PoE++(60W)の複数のポートを提供することができ、ネットワーク接続を柔軟に行うことができます。PoEもポートレベルまで管理でき、遠隔地に行くことなく、ソフトウェア管理プラットフォームを使用してデバイスのトラフィックや動作をモニタリングすることができます。リモートデバイスを単一のクローゼット内に設置できるため、コストを削減し、効率性を高めることができます。

複合ケーブルの距離長

  30W 60W 75W
20 AWG 590 ft 295 ft 235 ft
16 AWG 1,500 ft 750 ft 600 ft
14 AWG >2,000 ft 1,190 ft 950 ft
12 AWG   >2,000 ft 1,895 ft 1,500 ft

注記

2,000フィート以上の距離については、コーニングのソリューションアーキテクチャチームにご相談ください。

表中の計算は、以下の前提条件に基づいています。

1.温度:+45° C

2.2.ケーブルタイプ:銅撚線

3.電源:PSM-I電源モジュールを搭載PSU6-1U

    a:最大電圧出力57V

    b: 最大出力100 W

4.最小 ONT 入力電圧:48V

5.これらの距離は推定値です。

詳細情報

より詳細な情報をお求めのお客様は、ご連絡ください。

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