Corning Reports Fourth-Quarter and Full-Year 2022 Financial Results

ニュースリリース
コーニング、Corning® Gorilla® Glass 7iを発売し、高耐久カバーガラスの製品ポートフォリオを拡大
コーニング、Corning® Gorilla® Glass 7iを発売し、高耐久カバーガラスの製品ポートフォリオを拡大
ニューヨーク州コーニング | コーニングインコーポレイティッド | 2024年6月4日

新たなガラステクノロジーにより落下時の保護性能や耐擦傷性が向上

低・中価格帯モバイルデバイス市場向け製品

コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は本日、耐久性を改善した低・中価格帯モバイルデバイス向けのカバーガラスの新製品となる、Corning® Gorilla® Glass 7iの発売を発表しました。競合他社のリチウムアルミノシリケート製ガラスよりも優れた耐落下・耐擦傷性能を誇る同製品により、タフさで定評のある当社カバーガラス製品のポートフォリオはさらに拡大しました。

Corning® Gorilla® Glass部門のヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるデヴィッド・ヴェラスケス(David Velasquez)は次のように述べています。「あらゆるモバイルデバイスユーザーにとって、最も気になる点が耐久性であることは変わりません。スマートフォンを購入することは、いまや高額な投資です。Gorilla Glass 7iによって、低・中価格帯デバイスにも手頃な価格で先進のタフさが加わり、より多くの消費者が購入したデバイスを保護できるようになります。」

コーニングのラボ試験において、Gorilla Glass 7iはアスファルトを模した表面に1mの高さから落下させても破損を免れました。一方、競合他社のリチウムアルミノシリケート製ガラスの場合、通常50 cmまたはそれ以下の高さからでも破損してしまいます。さらに、競合のリチウムアルミノシリケート製カバーガラスに比べて、同製品は最大2倍の耐擦傷性を誇ります。   

ヴェラスケスは、「コーニングはこれからも、エントリークラスからプレミアムフラッグシップデバイスまであらゆる市場セグメントにわたり、顧客が極めて困難な技術課題の解決を図ることを全力で支援します。Gorilla Glass 7iは、こうしたあらゆる顧客の高度化するニーズに応えるガラステクノロジーの開発において、コーニングが極めて重要な存在であることを示す、新たな例と言えるでしょう。」と続けました。

なお、近い将来、OPPO Mobile Telecommunications Corp., LtdがGorilla Glass 7iを採用する最初の顧客となる予定です。

Gorilla Glassはこれまでに全世界80億台以上のデバイスと45を超える大手ブランドに採用されています。コーニングは、モバイルコンシューマーエレクトロニクス(MCE)市場をリードするカバーガラスをはじめ、性能の向上やこれまでにない接続性・画期的デザインの実現、仮想現実(AR)による没入型ユーザーエクスペリエンスや3Dセンシングを支える半導体製品用ガラス・光学部品を通じて、イノベーションを継続していきます。

コーニングについて

コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界有数のリーディングイノベーターとして、創業以来170年にわたり、人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において、お客様の新たなビジネス機会の創出をサポートしています。当社は現在、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイ、オートモーティブ、太陽光、半導体、ライフサイエンスの各市場で事業を展開しています。