コーニング、CIOE 2019にて各種先進光学製品を展示

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コーニング、CIOE 2019にて各種先進光学製品を展示
コーニング、CIOE 2019にて各種先進光学製品を展示
ニューヨーク州コーニング及び中国・深圳発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年9月3日
テレコム・データ通信用途に適した Corning® RCBI 光ファイバを新発売

コーニングインコーポレイティッド(NYSE:GLW)は本日、9月4~7日に中国・深圳で開催される2019中国国際オプトエレクトロニック展覧会 (CIOE) にて、新たな特殊光ファイバの発売および各種先進光学製品の展示を行うことを発表しました。   

新たなCorning® RCBI光ファイバは、G.657およびG.652に適合する、初の薄型クラッド光ファイバです。この低曲げ損失光ファイバは、クラッド径80ミクロンという薄さが特長の製品です。RCBI光ファイバは、低減衰性、極めて優れたマクロベンド性能、小型パッケージングを常に追求する業界トップの幾何学性で、優れた光学コンポーネントを提供します。

顧客の間では、多重化装置やトランシーバ、PIC相互接続向けに薄型クラッドのファイバ需要が高まっています。次世代トランシーバには、より高密度のファイバ-チップ結合ソリューションが必要です。また、データセンタスイッチには、大幅なファイバ高密度化が求められています。従来のファイバよりもコンパクトなRCBI光ファイバは、こうしたテレコム・データセンタの要件を満たす製品です。

コーニングアドバンスドオプティクス、スペシャリティファイバ、プロダクトラインマネージャーのマイケル・ジョーダンは次のようにコメントしています。「当社の新しいRCBI 光ファイバは、テレコムおよびデータセンタで高まっているニーズに応える最適な製品です。RCBIを用いることで、データフローを減らすことなく、ケーブルの高密度化、小型化が可能です。今年のCIOEにこの製品を発表できることを誇りに思っています。」

コーニングは、RCBIファイバにより高密度化、省フットプリント化を果たしたファイバアレイユニット(FAU)製品ラインを拡大しています。FAUは、トランシーバやマルチプレクサなどの光学機器内部で使用され、複数のファイバを電子回路に結合します。データセンタや高性能計算に必要なファイバ数が増え、ファイバ密度が高まる中、FAUは、各ファイバのフットプリントを減らしつつより多くのファイバを収容可能でなければなりません。OEMは、このファイバを用いることで既存のFAUと比べてファイバ密度を最大50%高めることができ、また低プロファイルのファイバチップ接続でもより厳しい90度曲げが可能になります。また、コアピッチ精度を20%以上高めることで、最大100チャンネルを有するFAUが可能になります。

これ以外にも、コーニングは以下のような複数の市場向け各種先進光学製品を展示します。:

  • 半導体リソグラフィで使用される、耐久性に優れたガラスおよびフッ化物結晶材料
  • OEM向け精密レンズ・検査機器
  • OLEDデバイス製造に最適な光学材料
  • 軽量センサを備えたハイパースペクトラルイメージングシステム
  • 拡張現実(AR)機器向け高屈折率ガラスウェハー  

 

コーニングはさらに、HPFS®高純度溶融シリカ、Corning®フッ化カルシウム(CaF2)レンズ、当社高屈折率ガラスを用いたウェアラブルARヘッドセットを展示するとともに、当社光学部品に焦点を当てた3Dセンシングデモも行います。

コーニングアドバンストオプティクスは、ガラス科学および光学物理学におけるコーニングの長年の経験を活用して、カスタマイズ設計、最先端光学材料、完全なシステムを通じて、顧客が抱える極めて困難な光学的課題を解決します。これらの製品には、Corning ULE®やHPFS®のような高品質材料に加え、業界をリードする計測機器、自動レーザーガラス切断ツール、光学設計の専門知識などがあります。

コーニングアドバンストオプティクス、ビジネスディレクターのカサンドラ・タリアーフェロは次のようにコメントしています。「コーニングは、様々な商業用途に適した光学材料とフルシステムに応える、優れたポートフォリオを有しています。私たちの製品は、光工学およびガラス科学に関するコーニングの深い理解と専門知識を示すものであり、こうした土台が電子デバイス向けにより複雑なマイクロチップの創出につながっています。今年、オプトエレクトロニック業界に特化した世界最大の展示会のひとつであるCIOEで製品を展示できることを嬉しく思っています。」

コーニングが提供する製品についての詳細は、中国・深圳の深圳コンベンション&エキシビションセンタで開催されるCIOE 2019の当社ブースまで是非お越しください(ブース番号9E16)。

将来の見通しに関する注意点
本リリースには、(1995年米国民事訴訟改革法の意味における)「将来の見通しに関する記述」が含まれます。これはコーニングの業績および事業活動に関する現時点での予測や想定に基づくものであり、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性を含みます。こうしたリスクおよび不確実性には次のようなものがあります。グローバルなビジネス、財政・経済および政治的状況による影響。関税及び輸入税。米ドルと他国通貨(主に日本円、ニュー台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動。製品需要および業界の生産能力。競合製品や価格設定。重要な部品および材料の入手可能性やコスト。新製品の開発と商品化。大手顧客からの注文や需要。計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期。テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性。設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止。規制や法令の策定による影響。予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力。テクノロジー変化の速度。特許の執行能力および知的財産権・営業秘密の保護能力。不利な訴訟。製品コンポーネントの性能に関する問題。重要な社員の保持。主にディスプレイテクノロジー部門における、顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的事業活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力。大口顧客の損失。2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正。税務当局による監査の影響。法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。将来の見通しに関する記述は、あくまで公表日現在における予想です。コーニングは、新たな情報や将来の事象に照らして、将来の見通しに関する記述を更新する義務を一切負わないものとします。

デジタルメディアによる情報開示について
企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html)を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用する意向であることをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。 

コーニングについて
コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上に    わたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。 

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。