コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は本日、Corning® Astra™ Glass がTouch Taiwanにてゴールド・パネル・ディスプレイ・コンポーネント・テクノロジー・アワードを受賞したことを発表しました。コーニングは、8月28~30日に台湾・台北で開催されるTouch Taiwan 2019において、Astra Glass をはじめ業界をリードする先進ガラスソリューションを紹介します。(ブース番号K804)
コーニングガラステクノロジー、ハイパフォーマンスディスプレイ、ビジネスディレクターのハン・イムは次のようにコメントしています。「ディスプレイ・コンポーネント・テクノロジー・アワードという評価を頂き大変光栄に思います。今回の受賞は、高機能ノートPCやタブレット、8Kテレビに対するお客様の要件を満たすガラスを設計・製造する我々の高い能力を実証するものです。」
ゴールド・パネル・アワードは、ディスプレイ材料・機器の開発と生産に積極的に取り組んでいる企業に対して、台湾経済部工業局および台湾顕示器産業連合総会(TDUA)が授与する賞です。アワード候補は、市場性、イノベーション、技術という主要3カテゴリーで評価されます。
より明るく応答時間が速く、よりリアルな画像を望む消費者の声に対して、パネルメーカーは高機能ディスプレイの画素の高密度化を迫られています。これらを実現すべく設計されたAstra Glassは、2019年ディスプレイ・コンポーネント・テクノロジー・アワードを受賞した唯一のガラスソリューションです。
また、Touch Taiwan開催期間中の8月28日(水)には、ハン・イムがグローバル・マーケット・アンド・テクノロジー・キーノートで講演を行います。
コーニングディスプレイテクノロジー台湾のプレジデント、ダニエル・ツェンは次のように述べています。「Touch Taiwanは台湾でも有数の規模を誇る年次展示会です。こうしたイベントへの参加を通じて、コーニングの最新製品ラインナップを展示するとともに、業界の需要に応えるべく当社が進めているイノベーションをお客様にご紹介します。」
Astra Glass に加えて、当社ブースでは以下を展示します。:
- Corning® EAGLE XG® Slim Glass: この製品により、パネルメーカーは、より薄型で明るく、環境に優しいディスプレイパネルに向けたイノベーションを実現できます。a-Si液晶用途として最適なEAGLE XG® Slim Glass は、進化するディスプレイに向けた、業界をリードするガラス基板です。
- Corning Lotus™ NXT Glass: 高機能ディスプレイの設計および製造の向上に貢献するガラスであり、成長が続くLTPS-液晶/LTPS-有機EL業界向けに最適化された製品です。フレキシブル有機ELパネル製造にとって重要な諸特性を高いレベルで備えています。業界をリードする製品として、2015年以来、3億7500万台におよぶフレキシブル有機ELスマートフォンの製造に貢献してきました。
- Corning® Gorilla® Glass: 45社以上の大手OEMに選ばれてきた、最適なカバーガラスです。これまで60億台を超えるデバイスに搭載されており、最高クラスの耐傷性、光学的透明性、タッチ感度を備えています。the cover glass of choice for more than 45 major OEMs and is featured on more than 6 billion devices – delivering superior damage resistance, optical clarity, and touch sensitivity.
- Corning Iris® Glass: エッジライト方式液晶ディスプレイ向け導光板ガラスです。本質的に優れた剛性と寸法安定性により、現行技術であるプラスチックを上回る性能を備えています。本製品を用いることで、メーカーはより薄型で明るく、狭額縁の設計が可能になります。
- プレシジョンガラスソリューション: コーニング内に設けた組織で、カスタマイズ可能なガラスウェハーやパネルに加え、お客様の製品開発サイクル全体にわたる細かな技術サポートや、付加価値をもたらす加工技術をワンストップで提供しています。半導体およびコンシューマーエレクトロニクス業界において、新たな用途を模索するお客様をサポートします。この事業を通じて、コーニングはこれまでに700万枚以上のウェハーを出荷し、30万台以上のデバイスの製品化に貢献してきました。
- コーニングレーザーテクノロジー(CLT): レーザーイノベーションの最前線に立つコーニングの事業ユニットです。CLTが提供する独自のレーザーシステムは、表面の粗さを抑えたガラス切断、未加工(as-cut)状態での曲げ強度改善、スループットの向上を実現します。これらの機械は完全自動運転化が可能であり、24時間年中無休の製造環境で稼働させることができます。また、カバーガラスや拡張現実ウェアラブル機器など新たな用途にも幅広く対応します。
将来の見通しに関する注意点
本リリースには、(1995年米国民事訴訟改革法の意味における)「将来の見通しに関する記述」が含まれます。これはコーニングの業績および事業活動に関する現時点での予測や想定に基づくものであり、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性を含みます。こうしたリスクおよび不確実性には次のようなものがあります。コーニングによる買収・売却その他同様の取引。グローバルなビジネス、財政・経済および政治的状況による影響。関税及び輸入税。米ドルと他国通貨(主に日本円、ニュー台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動。製品需要および業界の生産能力。競合製品や価格設定。重要な部品および材料の入手可能性やコスト。新製品の開発と商品化。大手顧客からの注文や需要。計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期。テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性。設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止。規制や法令の策定による影響。予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力。テクノロジー変化の速度。特許の執行能力および知的財産権・営業秘密の保護能力。不利な訴訟。製品コンポーネントの性能に関する問題。重要な社員の保持。主にディスプレイテクノロジー部門における、顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的事業活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力。大口顧客の損失。2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正。税務当局による監査の影響。法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等。
これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。将来の見通しに関する記述は、あくまで公表日現在における予想です。コーニングは、新たな情報や将来の事象に照らして、将来の見通しに関する記述を更新する義務を一切負わないものとします。
ウェブによる情報開示について
企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html)を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用する意向であることをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。
コーニングについて
コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上に わたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。
コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。