Corning® Astra™ Glass、CCPDの酸化物液晶製品ラインに採用

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Corning® Astra™ Glass、CCPDの酸化物液晶製品ラインに採用
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ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年8月22日
Astra Glassによって高機能ディスプレイの高画素密度化を実現

コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は本日、Chengdu CEC Panda Display Technology社(CCPD) が製造する主に高機能で大型のテレビとモニター向け酸化物TFT液晶ディスプレイ(LCD)パネルラインに、Corning® Astra™ Glassが採用されたことを発表しました。当社は、CCPDの酸化物液晶パネルのメインディスプレイガラスサプライヤーに選ばれました。

コーニングガラステクノロジー、ハイパフォーマンスディスプレイ、ビジネスディレクターのハン・イムは次のようにコメントしています。「コーニングは、高機能酸化物TFTディスプレイの次なる進化を支える製品としてAstra Glassを提供し、CCPDとの協業を進めています。CCPDはすぐに当社の重要なパートナーとなりました。CCPDのディスプレイに採用が決まったAstra Glassを通じて、今後も没入感の高い視聴体験の実現に貢献することを楽しみにしています。」

業界屈指の酸化物パネルメーカーであるCCPDは、バックプレーン基板としてAstra Glassを採用しました。その理由は、Astra Glassが没入型高性能ディスプレイ向け高温酸化物TFT製造プロセスに求められる特性 ― 熱・寸法安定性― を備えているためです。高温酸化物TFT技術を用いることで、パネルメーカーは高解像度を実現できるだけでなく、特にテレビのような大きな製品の場合など、より経済的にパネルを用いることが可能です。

CCPDの先進の酸化物TFTプロセスは、4K・8Kディスプレイパネルに広く採用されています。コーニングは、8月28~30日に台北で開催されるTouch Taiwan 2019において、Astra Glassが採用されたディスプレイを紹介します。そのディスプレイは、全てCCPDによってデザインされ、酸化物PAT、スーパーUVA、Cuコネクトも採用しています。

コーニングがAstra Glassを全世界に発表したのは今年5月です。以来、業界で好評を博するCorning® EAGLE  XG® Slim Glass 、より高い性能を誇るLotus™ NXT Glass と並び、Astra Glassがコーニングの先進ディスプレイガラスポートフォリオに加わりました。コーニングは、この高い優位性と実績を有する製品ポートフォリオを活かし、重要顧客と協業を進め、ディスプレイ技術の新時代をリードしていきます。

将来の見通しに関する注意点

本リリースには、(1995年米国民事訴訟改革法の意味における)「将来の見通しに関する記述」が含まれます。これはコーニングの業績および事業活動に関する現時点での予測や想定に基づくものであり、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性を含みます。こうしたリスクおよび不確実性には次のようなものがあります。コーニングによる買収・売却その他同様の取引。グローバルなビジネス、財政・経済および政治的状況による影響。関税及び輸入税。米ドルと他国通貨(主に日本円、ニュー台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動。製品需要および業界の生産能力。競合製品や価格設定。重要な部品および材料の入手可能性やコスト。新製品の開発と商品化。大手顧客からの注文や需要。計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期。テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性。設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止。規制や法令の策定による影響。予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力。テクノロジー変化の速度。特許の執行能力および知的財産権・営業秘密の保護能力。不利な訴訟。製品コンポーネントの性能に関する問題。重要な社員の保持。主にディスプレイテクノロジー部門における、顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的事業活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力。大口顧客の損失。2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正。税務当局による監査の影響。法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。将来の見通しに関する記述は、あくまで公表日現在における予想です。コーニングは、新たな情報や将来の事象に照らして、将来の見通しに関する記述を更新する義務を一切負わないものとします。

ウェブによる情報開示について 

企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html)を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用する意向であることをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。

コーニングについて

コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上に    わたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。