コーニング、2019年投資家向け説明会で新たな成長目標および株主配分目標を設定

コーニング、2019年投資家向け説明会で新たな成長目標および株主配分目標を設定

コーニング、2019年投資家向け説明会で新たな成長目標および株主配分目標を設定

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コーニング、2019年投資家向け説明会で新たな成長目標および株主配分目標を設定
コーニング、2019年投資家向け説明会で新たな成長目標および株主配分目標を設定
ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年6月14日
コーニングCEO:「今後4年間に関する当社の計画は、新たな成長の時代を反映」
  • 2016-2019年の戦略と資本配分の枠組みの目標を提示するとともに、2020-2023年の新たな戦略と成長の枠組みを発表
  • 成長に向けた投資により、2020-2023年に売上高の年平均成長率6~8%、一株利益の年平均成長率12-15%と予測
  • 株主配分目標は80億-100億USドル(年間一株配当10%以上の増加を含む)

コーニングインコーポレイティッド (NYSE: GLW)は本日、ニューヨークシティにおいて投資家および業界アナリストを招いた説明会を開催し、継続的な成長の実現や株主にとっての付加価値創出に向けた戦略、業務、財務面での新たな優先事項についてレビューを実施します。新たに発表する2020-2023年の戦略と成長の枠組みは、2016-2019年の戦略と資本配分の枠組みの成功を踏まえ、将来への重要な有機的成長の機会を捉えるものです。説明会では、5つの市場アクセスプラットフォームにわたる進捗状況やパイプライン開発についても議論します。

ウェンデルP・ウィークス会長、CEO兼社長は次のようにコメントしています。「コーニングは戦略と資本配分の枠組みを成功裏に実行し、過去4年間にわたって多大な株主価値を創出してきました。当社は年末までに、2015年後半に設定した目標のすべてを達成、または上回っているでしょう。そうした目標の中には、当社のリーダーシップ拡大および成長実現に向けた110億USドル規模の投資および、125億USドル以上の株主還元が含まれます。私たちは有言実行を果たし、株主の皆様は利益を獲得されました。」

「本日、コーニングの新たな戦略と成長の枠組みを紹介し、2023年までに成長と付加価値を創出していくための考えをお話できることを大変うれしく思っています。」

本日の説明会では、当社シニアリーダーが2020年から2023年にかけて具体的なリーダーシップの優先事項および主な推進要因の概略を示します。コーニングは、以下のように予測しています。:

  • 売上高の年平均成長率6~8% – これを後押しする主な推進要因は、コーニングの市場アクセスプラットフォームにおける有機的成長です。具体的目標として次のようなものが挙げられます:
    • オプティカルコミュニケーション、5Gおよび次世代ハイパースケールデータセンタ需要を追い風に、受動光ネットワーク製品の市場の約2倍のスピードで成長
    • オートモーティブ、ガソリンパティキュレートフィルタおよび車載用新型ガラスソリューション事業の成長により、2023年までに市場売上高倍増        
    • モバイルコンシューマーエレクトロニクス、市場での売上高倍増に向けて順調に進展。Corning® Gorilla® Glass とその他のイノベーションにより、コーニングはデバイス1台当たりの価値を高めるとともに、新たなデバイス分野でも採用が進む
    • ライフサイエンスヴェッセル、細胞療法と遺伝子治療関連の需要を背景に、業界全体の二倍以上のスピードで市場売上が伸長。医薬品用パッケージValor® Glass の発売も、数十億USドル規模の事業に発展する可能性がある
    • ディスプレイ、ガラス価格低下が引き続き穏やかなことやテレビ画面のさらなる大型化トレンド、10.5世代工場の操業本格化により、事業が安定
  • 一株利益の年平均成長率12%-15% – 大幅な売上増、営業利益の改善、自社株買いの継続を追い風に、一株利益の複合成長率が大幅に伸長すると予測しています。

  • 営業キャッシュフロー成長 – 2020‐2023年の戦略と成長の枠組みによる堅調な業績予想に基づき、コーニングは160億~180億USドルの総RD&E費前営業キャッシュフローを創出すると予測しています。これは、2016年‐2019年の同推定額130億USドルから大幅増となります。
  • リーダーシップと成長の拡大に向けた継続的投資 – 短期・長期の成長機会を捉えるために、RD&E、資本、M&Aに100億~120億USドルの投資を行う予定です。引き続き、有機的成長に最も注力していきます。
  • 魅力的な株主還元に向けた継続的コミットメント – 年間一株配当を10%以上増加させるとともに、自社株買いを行っていく予定です。株主配分は80億~100億USドルに達すると予測しています。

トニー・トリペニー、エグゼクティブヴァイスプレジデント兼CFOは、次のようにコメントしています。「私たちは、コーニングがこれまでにないレベルの強靭さを備えていると考えています。戦略的投資は成果を収めており、業界をリードする顧客との緊密な関係性を通じて、連携と成長に向けた新たな機会も生まれています。こうした要素と確かな実績を踏まえ、コーニングには、本日掲げた長期目標を達成するだけの力があると確信しています。」

本日の説明会について
イベントの様子はライブブロードキャストでご覧いただけます (https://investor.corning.com/investor-relations/news-and-events/events-and-presentations/Investor-Day-2019/)。開始時刻の約10-15分前にフリーコール (877) 710-0209 あるいは国際アクセス番号 (315) 625-3068 までお電話ください。コールタイトルはCorning 2019 Investor Meeting、カンファレンスIDは 8193309です。説明会中のプレゼンテーションおよびイベントの音声録音は、当社Investor Relationsウェブサイト(https://investor.corning.com/investor-relations/default.aspx)でもご確認いただけます。

本プレスリリースの情報の表示について
Non-GAAP財務指標は、GAAP(一般に公正と認められた会計原則)またはそれに代わるものに準拠していません。コーニングの Non-GAAP財務指標は、一般的な経済状況や企業活動において、基本となるファンダメンタルズやトレンドを反映していないイベントによって引き起こされる項目の影響を排除しています。コーニングは、Non-GAAP財務指標を開示することで、実際の事業活動のトレンド把握を妨げる項目の影響を除いた財務成績分析に役立つと考えています。Non-GAAP財務指標の定義および、これらの指標と最も直接的に比較可能なGAAP財務指標への調整方法については、当社ウェブサイトの「Investor Relations」ページにアクセスし、「Financials and Filings」タブ内の「Quarterly Results」をクリックしてご覧いただけます。また、本リリースの付属資料でもご確認可能です。

 

将来の見通しに関する注意点
本リリースにおいて、過去の事実または情報ではない記述や、「will (~になる)」、「believe(~と考えている)」、「anticipate(~と予測する)」、「expect(~と予想している)」「intend(~する意向である)」「plan(~を計画している)」、「seek(~を試みる)」、「see(~と理解している)」、「would (~だろう)」、「target(目標とする)」その他類似の表現を含む記述はすべて「将来の見通しに関する記述」です。こうした記述は、1995年米国民事訴訟改革法の「セーフハーバー」規定に沿ったものであり、経済、競合、立法に関連する予測や想定が含まれます。また、程度の差はあれ、本質的には不確定な将来の事象に関する記述となります。これらの予測は、多くの場合、当社では統制不能な理由により、変更を余儀なくされたり、不確実なものにならざるを得ません。経営陣の予想通りに将来的発展が実現する保証はありません。また、様々な要因によって、実際の結果が当社の予想と大きく異なる場合もあります。 

コーニングは、こうした将来の見通しに関する記述について、更新する義務を負うものではありません。将来の見通しに関する記述で明示的ないし暗示的に表明した予想と、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性その他要因は、次のようなものがありますが、これらに限るものではありません。 買収・売却その他同様の取引、グローバルなビジネス、財政・経済および政治的状況による影響。関税及び輸入税。米ドルと他国通貨(主に日本円、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動。製品需要および業界の生産能力。競合製品や価格設定。重要な部品および材料の入手可能性やコスト。新製品の開発と商品化。大手顧客からの注文や需要。計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期。テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性。設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止。規制や法令の策定による影響。予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力。テクノロジー変化の速度。特許の執行能力および知的財産権・営業秘密の保護能力。不利な訴訟。製品コンポーネントの性能に関する問題。重要な社員の保持。主にディスプレイテクノロジー部門における、顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的事業活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力。大口顧客の損失。2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正。税務当局による監査の影響。法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。

ウェブによる情報開示につい
企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html)を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用することをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。 

コーニングについて
コーニング (www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上に    わたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。