コーニング、フローリアクタ事業を加速

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コーニング、フローリアクタ事業を加速
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ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年3月21日
中国・常州にCorning Advanced-Flow Reactor Technology Co., Ltd.を設立

コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は本日、子会社のコーニングシンガポールホールディングスプライベートリミティッドが、中国・常州政府と投資契約を締結し、常州科学教育都市にコーニングAdvanced-Flow™ Reactors (AFR)事業本部を設立することを発表しました。 

本契約の一環として、コーニングは常州政府より、同事業本部の設立支援と、技術開発センターと製造拠点を含むビジネスインフラを構築するための支援を受けることになりました。 

また、コーニングはグローバル規模のAFR事業を管理していくために、Corning Advanced-Flow Reactor Technology Co., Ltd. (コーニングアドバンストフローリアクタテクノロジー社)の設立も発表しました。今年末までにリアクタ製造施設を完成させ、2020年後半までに新事業本部が本格的に活動を開始する予定です。

コーニングアドバンストフローリアクタテクノロジー、社長兼ゼネラルマネージャーのジャン・イー博士は次のようにコメントしています。「これは私たちにとって非常に大きな機会です。常州にAFR 事業本部を設立することで、フローリアクタ応用技術の世界最大の市場である中国において、より効率的な運営が可能になります。また、お客様との距離が縮まることで、お客様の価値実現により集中することができます。そしてコーニングとしてもより大きく、より迅速な成長が望めます。」  

コーニングは、38年前に中国に進出しました。今回の新事業体は、同地域におけるコーニングの存在感を一層強化するものです。コーニングは過去8年間にわたり、包括的なマーケティング活動、常州のテクニカルデモセンターの建設、地元の大学との共同研究、地域の人材開発などを通じて、中国におけるAFRイノベーションの推進に貢献してきました。

従来のバッチリアクタと比較して、コーニングのリアクタは、混合性能で100倍以上、熱伝導率で1,000倍以上の効率性向上を実現しています。また、医薬品、スペシャリティケミカル、ファインケミカル業界において、ラボレベルから工業生産レベルまで、シームレスで効率的なスケールアップが可能です。

コーニンググレーターチャイナ、社長兼ゼネラルマネージャーのリー・ファンは次のようにコメントしています。「コーニングのAFR技術は、ここ数年で急速な成長を見せている中国の医薬・化学業界に対して、本質的により安全な化学プロセスソリューションを提供します。中国は、将来の経済的発展と規制遵守のために高品質な開発と、より安全な製造実践に取り組んでおり、コーニングにはその実現を支援する体制が十分に整っています。」

将来の見通しに関する注意点

本リリースには、1995年米国民事訴訟改革法の定義による「将来の見通しに関する記述」が記載されています。こうした記述は、コーニングの業績および事業運営に関する現時点での予測や想定に基づくものであり、重大なリスクや、本質的には不確定な事象が含まれます。こうしたリスクや不確定な事象には、コーニングによる買収・売却その他同様の取引の影響、グローバルなビジネスの影響、財政・経済および政治的状況、関税及び輸入税、米ドルと他国通貨(主に日本円、ニュー台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動、製品需要および業界の生産能力、競合製品や価格設定、重要な部品および材料の入手可能性やコスト、新製品の開発と商品化、大手顧客からの注文や需要、計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期、テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性、設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止、規制や法令の策定による影響、予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力、テクノロジー変化の速度、特許の執行および知的財産保護能力、営業秘密、不利な訴訟、製品コンポーネントの性能に関する問題、重要な社員の保持、主にディスプレイテクノロジー部門における顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力、大口顧客の損失、2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正、法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等があります。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。将来の見通しに関する記述は、あくまで作成日時点における情報であり、コーニングは、新たな情報または今後発生する事象に照らしてそれらを更新する義務を負うものではありません。

ウェブによる情報開示について

企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html)を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用することをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。

コーニングについて

コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上にわたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、 乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。