コーニング、新たな光接続製品、UniCam™工具キットおよびMTP®コネクタテクノロジーを発売

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コーニング、新たな光接続製品、UniCam™工具キットおよびMTP®コネクタテクノロジーを発売
コーニング、新たな光接続製品、UniCam™工具キットおよびMTP®コネクタテクノロジーを発売
ニューヨーク州コーニング発 | Corning Incorporated | 2018年2月2日

コーニングインコーポレイティッド (NYSE:GLW)は本日、2つの新しい光接続製品、UniCam™高性能工具キット2およびMTP® PROコネクタを発表しました。両製品はどちらも、現場での光コネクタの施工性を高め、要件が厳しくスピードが求められる今日のケーブル敷設に大幅な時間削減をもたらします。 

両製品は、2月4~8日、フロリダ州オーランドで開催される2018 BICSI Winter Conference & Exhibitionのコーニングブース(ブース番号:1013)にて披露します。

UniCam高性能工具キット2は、コーニングが培ってきた、非エポキシ・研磨不要(no-epoxy, no-polish)接続テクノロジーの進化を示す製品です。単心コネクタの終端処理時間を削減するとともに、同工程におけるフィードバック・ガイダンス機能も向上しています。この新しい工具キットにより、コネクタの設置に必要な工程を45%(18ステップ→10ステップ)、終端処理時間を25%削減します。

操作上のフィードバック・ガイダンス機能も向上しており、Corning® Gorilla® Glass製のオンボード液晶スクリーンを備えています。終端処理するコネクタの種類をツールが自動的に判断し、それに応じてスクリーン上のアイコンとアニメーションも変化します。誤りが検出された場合、ツールからユーザーに対して修正方法を含む通知がなされます。

この工具キットは、ユーザー向けに終端処理工程全体を説明した取扱い映像をプリインストールした、7インチ液晶パネルを別途備えています。複数の設置工程を削減してコネクタの装着を簡略化するUniCam高性能工具キット2を用いることで、設置業者は現場での接続をより迅速に行うことができます。

コネクタ、工具キットおよび最適化されたアクセサリを含むコーニングのUniCam製品は、迅速で簡略化した現場終端処理ソリューションを、クラス最高の光学特性を提供します。

これに加えて、コーニングの製品ポートフォリオに、新たにMTP PROコネクタが加わりました。MTP PROコネクタにより現場における柔軟性を高め、MTPソリューションを用いる顧客向けに遅延リスクを最小限にします。本製品により、施工業者は現場で簡単にMTPのピンと極性を簡単に変換できます。シンプルな携帯サイズの工具を用いることで、コネクタのハウジングを取り外すことなく極性の変換およびMTPのピンの追加・削除を行うことができます。

今後、ピンの有無や極性の変換が必要な場合でも、顧客は新たに製品を注文し納品を待つ必要はありません。MTP PROコネクタは、EDGE™、EDGE8™、およびPlug&Play™製品シリーズのハーネスおよびジャンパに使用できます。これらのジャンパを最も一般的な構成で保管し、本ツールを用いて迅速にMTPのピンの追加・削除や必要に応じて極性を変換することで、在庫管理の簡略化を図ることが可能です。

UniCamおよびMTPコネクタソリューションは、コーニングの光学物性およびセラミック科学におけるコア技術の成果であり、気相堆積・精密成型プロセスによって設計および製造されています。

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このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

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