コーニング、第4四半期および通年の業績を発表

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コーニング、第4四半期および通年の業績を発表

コーニング、第4四半期および通年の業績を発表

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コーニング、第4四半期および通年の業績を発表
コーニング、第4四半期および通年の業績を発表
ニューヨーク州コーニング発 | Corning Incorporated | 2015年1月27日

コア売上高、100億USドル*を達成。通年コア一株利益は24%増。

コーニングインコーポレイティッド (NYSE:GLW)は本日、2014年第4四半期および通年の業績を発表しました。

第4四半期のハイライト

  • コア一株利益は0.45USドル*で、前年同期比55%増。予想を上回るとともに、9四半期連続で前年同期比増を達成。GAAP一株利益は0.70USドル。
  • コア売上高は26億USドル*で、前年同期比30%増。GAAP売上高は24億USドル。
  • ディスプレイテクノロジー部門のLCDガラス生産量は、大型TVの小売需要の堅調が続き好調を維持。
  • 全事業部門で、前年同期比売上増。

通年のハイライト

  • コア売上高は102億USドル*で、前年の79億USドルから29%増となり、売上高新記録を達成。GAAP売上高は97億USドル。
  • コア一株利益は1.53USドル*で、前年の通年コア一株利益1.23USドル*から24%増。GAAP一株利益は1.73USドル。
  • コーニングプレシジョンマテリアルズの統合が大きな成功を収め、税引前のシナジー効果は1億USドル超と当社の当初予想を上回る。

第4四半期の財務状況比較
(単位は百万USD。ただしパーセンテージおよび一株利益の金額を除く。)

 

コア業績*

 Q4 2014Q4 2013増減率(%)
コア純売上高$2,602$2,00530%
コア持分利益$116$121(4%)
コア利益$630$41054%
コア一株利益$0.45$0.2955%

 

 

GAAP

 Q4 2014Q4 2013増減率(%)
純売上高$2,404$1,95623%
持分利益$23$70(67%)
純利益$988$421135%
一株利益$0.70$0.30133%


通年の財務状況比較

 

コア業績*

 20142013増減率(%)
コア純売上高$10,217$7,94829%
コア持分利益$311$595(48%)
コア利益$2,185$1,79722%
コア一株利益$1.53$1.2324%

 

 

GAAP

 20142013増減率(%)
純売上高$9,715$7,81924%
持分利益$266$547(51%)
純利益$2,472$1,96126%
一株利益$1.73$1.3429%


*Non-GAAPによる数値。GAAPによる数値とNon-GAAPによる数値の調整については、このニュースリリースに続く表やコーニングウェブサイトでご覧いただけます。コア業績(Non-GAAP)は、日本円および韓国ウォンの為替レートの変化や、その他コーニングの通常の経営状況を反映しない項目による影響を除くように調整。コア業績指標の詳細についてはForm 8-Kの「Non-GAAP財務指標の使用について」を参照。

ウェンデル P. ウィークス会長、CEO兼社長は、次のようにコメントしています。「2014年は、コーニングの歴史の中でも有数の成功を収めた一年となりました。初の売上高100億USドル突破に加え、コア売上高、コア利益もそれぞれ前年比29%増、22%増となりました。また、2年連続で、すべての四半期において、利益が前年同期比で増加しました。」

「2014年、私たちは売上高および利益の増加を最優先目標として明確に掲げてスタートを切りました。そして、オプティカルコミュニケーション、エンバイロメンタルテクノロジー両部門の目覚ましい成長に加え、コーニングプレシジョンマテリアルズの統合が大きな成功を収めたことにより、この目標を達成できました。また、11月に発表したCorning® Gorilla® Glass 4をはじめ、2014年には複数の新たな革新的技術を発表しました。」

「配当の20%増額および12月に発表した15億USドルの自社株追加購入プログラムを通じて、株主への現金還元というコミットメントを引き続き達成しました。」

第4四半期の事業部門別実績
ディスプレイテクノロジー部門のコア売上高は11億USドル*で、前年同期の6億6,500万USドル*から69%増となりました。これは、コーニングプレシジョンマテリアルズの統合にけん引された結果です。コア利益は、前年同期比26%増でした。大型液晶テレビの小売需要が引き続き堅調なため、LCDガラス生産量は予想を上回りました。一方でガラス価格の低下幅は、第3四半期よりも縮小し、価格低下の鈍化傾向が続いています。

オプティカルコミュニケーション部門のコア売上高は6億7,600万USドル*で、前年同期から12%増となりました。主に北米のFTTHの販売が好調だったことから、予想を上回る結果となりました。第4四半期のコア利益は、5,900万USドル*で、前年同期比64%増となりました。

エンバイロメンタルテクノロジー部門のコア売上高は2億5,000万USドル*で、前年同期の2億3,800万USドル*から5%増となりました。コーニングの小型・大型ディーゼル車用排ガス制御製品に対する世界的な需要は、引き続き堅調でした。コア利益は4,000万USドル*で、前年同期比5%増となりました。

スペシャリティマテリアルズ部門のコア売上高は3億1,900万USドル*で、前年同期比12%増と当社予想を上回る結果となりました。コア利益は、前年同期比13%減の3,400万USドル*でした。顧客債権の償却がなければ、コア利益は8%増でした。モバイル機器の画面破損への耐性改善に対するユーザーやメーカーの関心が高まる中、コーニングは、第4四半期にGorilla Glass 4を発表しました。Gorilla Glass 4は、競合のガラス製品と比較して、最大2倍の耐破損性能を実現しています。

ライフサイエンス部門のコア売上高は、前年同期の2億1,000万USドル*から微増の2億1,500万USドル*となりました。コア利益は、2,200万USドル*でした。ダウコーニングからのコア持分利益は、1億1,100万USドル*と堅調でした。

コーニングは、第4四半期に入って、2016年末に完了する新たな15億USドルの自社株購入プログラムと、2015年第1四半期より開始する、四半期配当の20%増額を発表しました。第4四半期および2014年度の終了時点の現金・短期投資は、61億USドルでした。

財務報告について
ジェイムズ B.フロウス副会長兼CFOは次のように述べています。「コーニングは、2015年のコアパフォーマンスの評価でUSドル/日本円為替レートとして99円を使用します。我々は、ドルに対する大幅な円安傾向が始まった2013年初頭に、GAAPの補足として固定為替ベースの財務報告を採用しました。固定為替ベースでコアパフォーマンスを評価することで、投資家の皆様がコーニングの業績を理解しやすくなると考えております。」

「コーニングは、2013年と2014年には1ドル93円の為替レートを適用しました。これは当社のヘッジレートに合わせたものです。当社では1ドル99円という新たなヘッジへと移行しており、2015年に99円という固定レートを適用することが適切であると考えています。新たなヘッジは2017年末まで延長されるため、同レートを3年間は使用することになると予測しています。」

「コーニングのアナリストの大多数は、すでに99円のレートへとモデルを変更しています。Form 8-Kに2013年と2014年の実績を99円レートで再計算して本日提供する予定です。93円から99円レートへの再計算にあたり、微妙な差異が発生するため、コーニングのIR担当者が、モデルを更新する投資家の皆様をサポートいたします。」

フロウスはまた、2014年の設備投資額が11億USドルであったことを報告して、「2015年の設備投資額は13億から14億USドルと予想しています」と述べています。彼はまた、新規の15億USドルの自社株購入が承認されたことを受けて、コーニングが自社株購入を再開したことも認めました。

今後の展望
フロウスは次のように述べています。「コーニングは、好調を維持したまま2015年をスタートしています。今年も、オプティカルコミュニケーション部門とエンバイロメンタルテクノロジー部門で売上増が期待できます。さらにGorilla Glassの需要増がスペシャリティマテリアルズ部門の業績向上につながると見込んでいます。」 

「製造プロセス改善とコスト削減についても、昨年に引き続き順調に進むものと考えており、売上増と合わせてコーニング全体の利益増加が実現すると期待しています。」とフロウスは述べています。

第1四半期、コーニングのディスプレイテクノロジー部門におけるLCDガラス生産量は、非常に好調だった第4四半期と比べて、横ばいもしくは微減と予想しています。この予想は、同事業の例年の季節的要因に沿ったものです。四半期のガラス価格の低下幅は、再び穏やかなものになると予想しています。

オプティカルコミュニケーション部門は、堅調な業績が続いており、第1四半期のコア売上高も、前年同期比で10%を超える成長を予想しています。エンバイロメンタルテクノロジー部門の第1四半期のコア売上高は、前年同期比で横ばいと予想しています。ライフサイエンス部門の第1四半期の売上高は、前年同期比で横ばいと予想しています。

スペシャリティマテリアルズ部門の売上高は、前年同期比で約10%の成長を見込んでいます。これは2014年の第3四半期から第4四半期に発売された製品がGorilla Glassの需要を押し上げると予測されるためです。

今後の説明会について
コーニングは、2月6日(金)の米東部標準時間午前8時より、ニューヨーク55ウォールストリートのシプリアーリ・ウォールストリートにて年次投資家説明会を開催し、2015年の見通しに関するより詳細な情報を提供します。参加されたい方は、当社IRウェブサイトにて、オンライン登録が可能です。投資家の皆様に対して、当社会長兼CEO、事業部門リーダー、副会長兼CFOがプレゼンテーションを行います。  

また、当社経営陣が、2月10日(火)にサンフランシスコで開催されるゴールドマンサックス テクノロジーカンファレンス、2月24日(火)にニューヨークで開催されるSIGセミ ストレージ&テクノロジーサミット、3月3日(火)にサンフランシスコで開催されるモルガンスタンレー テクノロジー メディア&テレコムカンファレンスにおいて、プレゼンテーションを行います。

第4四半期のカンファレンスコールについて
コーニングは1月27日(火)の米東部標準時間午前8時30分より、第4四半期のカンファレンスコールを開催します。開始時刻の10-15分前にフリーコール(800) 230-1059あるいは国際アクセスコール(612) 234-9960までお電話ください。リーダーはNICHOLSONです。カンファレンスコールの様子をライブオーディオウェブキャストでお聴きになるには、コーニングのウェブサイト (www.corning.com/investor_relations) をご覧になり、画面左のInvestor Eventsをクリックしてください。カンファレンスコールの録音再生は、米東部標準時間同日の午前11時00分から、2013年2月10日(火)の午後5時まで行います。(800) 475-6701 あるいは国際アクセス番号(320) 365-3844までお電話いただければ、お聴きいただけます。アクセスコードは349651です。ウェブキャストの内容は、カンファレンスコール実施後1年間アーカイブに保存されます。

本プレスリリースの情報の表示について
Non-GAAP財務指標は、GAAP(一般に公正と認められた会計原則)またはそれに代わるものに準拠していません。コーニングの Non-GAAPの財務指標は、一般的な経済状況や企業活動において、基本となるファンダメンタルやトレンドを反映していないイベントによって引き起こされる項目の影響を排除しています。コーニングはNon-GAAPの財務指標の開示が、基本的な業績のトレンドを隠す恐れがある項目による影響を除いた財務成績を分析する助けになると考えています。これらのNon-GAAP指標と直接比較可能なGAAP指標との違いは、コーニングのウェブサイト (www.corning.com/investor_relations)で照合することができるほか、弊社ウェブサイト上プレスリリースの付属資料でもご確認いただけます。

リリース内容について
このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

コーニングについて
コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的なリーディングイノベーターの一つです。160年以上にわたり、特殊ガラスやセラミック、光学物性に関する圧倒的な専門知識を活かした製品を開発し、新たな産業を生み出すとともに、人々の暮らしを変えてきました。コーニングは、研究開発への継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして困難な技術課題の解決に向けたお客様との緊密な協力関係により、大きな成果をあげてきました。コーニングの事業および参入市場は、常に進化しています。現在、消費者向けエレクトロニクス、テレコミュニケーション、運輸、ライフサイエンスなど様々な産業をコーニングの製品が支えています。例えば、耐傷性に優れたスマートフォン・タブレット向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、接続ソリューション、創薬・製薬のスピードアップに貢献する高信頼性製品、 乗用車、トラック、オフロード車向け排ガス制御製品があげられます。

添付ファイル: CORNING INCORPORATED AND SUBSIDIARY COMPANIES CONSOLIDATED STATEMENTS OF INCOME