コーニング、“Native Damage Resistance™”性能を備えた Gorilla® Glass 3を発表

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コーニング、“Native Damage Resistance™”性能を備えた Gorilla® Glass 3を発表

コーニング、“Native Damage Resistance™”性能を備えた Gorilla® G

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コーニング、“Native Damage Resistance™”性能を備えた Gorilla® Glass 3を発表
コーニング、“Native Damage Resistance™”性能を備えた Gorilla® Glass 3を発表
ニューヨーク州コーニング発 | Corning Incorporated | 2013年1月7日

タフさが更に進化―第3世代ガラス組成

 – コーニングインコーポレイティッド (NYSE:GLW)は本日、ラスベガスで開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) にて、“Native Damage Resistance™ (NDR)” 性能を備えた新製品、Corning® Gorilla® Glass 3を発表します。本製品は、電子デバイス向けカバーガラスとして世界最大のシェアを誇る、耐傷性に優れたGorilla Glassの最新バージョンであり、今回は、原子レベルから見直しを実施し、更なる耐傷性を向上させるために、まったく新しい組成を用いたカバーガラスとなっています。

Gorilla Glass 3は、独自の“NDR”性能により、化学強化プロセスを施す前の状態でも、深い傷やヒビへの耐久性が向上するように開発されています。その結果、耐擦傷性が一層向上しただけでなく、傷がついても目立ちにくく、傷がついてからのガラス強度も向上しています。

コーニングスペシャリティマテリアルズ シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるジェイムス R.スタイナーは、次のようにコメントしています。「私達はガラス技術革新の世界的リーダーとして、製品革新でお客様のニーズに応えることに専心してきました。これまで、最高レベルの化学強化によりガラスの最適化を行ってきましたが、この度、傷やその他のダメージに対し、より強いカバーガラスを開発するよう研究チームに対して求めました。」

「当社の研究開発者は、ガラスの原子構造にまで目を向け、タッチ式電子デバイスに求められる薄さを維持しつつ、耐久性を大幅に向上させたガラスを開発する事に成功しました。その結果、現在の電子デバイスを日々使用する中で生じる損傷に対し、より一層適した、よりタフさを増した、Gorilla Glass 3が生まれたのです。」

現在、世界各地のお客様との間でNDR性能を備えたGorilla Glass 3の製品承認および設計実装が進んでおり、2013年半ばには、本製品を搭載した新型デバイスが登場する予定です。
1月8(火)~11日(金)のCES開催期間中、セントラルホールの当社ブース(ブース番号:14813)にて、NDR性能を備えたCorning Gorilla Glass 3の性能を説明するライブデモンストレーションを行います。

コーニング独自のフュージョンドロー製法により成形されたGorilla Glassは、つややかで滑らかな表面品質を備えており、タッチ式デバイス向けの完璧なソリューションを提供します。現在、Gorilla Glassは世界中のデバイスメーカーに採用されているカバーガラスの定番製品として、この6年間で、主要ブランド30種類以上、採用モデル数として、975モデル以上に採用されており、全世界で10億台以上のデバイスにGorilla Glassが搭載されています。

リリース内容について 
このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

コーニングについて 
コーニングインコーポレイティッド(www.corning.com)は、特殊ガラスおよびセラミックの世界的なリーディングカンパニーです。コーニングの160年以上の材料科学やプロセス工学の経験から、コンシューマーエレクトロニクスや自動車排ガス浄化製品、テレコミュニケーション及び、ライフサイエンスの分野で、先進技術システムを実現する主要なコンポーネントを開発・製造しています。当社の製品には、LCDテレビ/コンピュータモニタ/ラップトップ向けLCDガラス基板、自動車触媒用セラミック担体及びフィルタ、光ファイバ、ケーブル、通信ネットワーク向けの配線機器、創薬分野向け光バイオセンサなどがあります。また、その他にも、半導体、航空宇宙、防衛、天文、測定といった数々の産業向けに光学や特殊ガラスを用いた高度なソリューションを提供しています。