コーニング、BD ディスカバリーラボウエア事業部門の買収完了

Image Alt Text

コーニング、BD ディスカバリーラボウエア事業部門の買収完了

コーニング、BD ディスカバリーラボウエア事業部門の買収完了

ニュースリリース
企業情報
コーニング、BD ディスカバリーラボウエア事業部門の買収完了
コーニング、BD ディスカバリーラボウエア事業部門の買収完了
ニューヨーク州コーニング発 | Corning Incorporated | 2012年11月1日

ライフサイエンス製品ポートフォリオの拡充、市場拡大へ

コーニングインコーポレイティッド (NYSE:GLW)は、BD (Becton, Dickinson and Company)社 (NYSE:BDX)のディスカバリーラボウエア事業部門の大部分を約7億2,000万USドルの現金で買収することをすでに発表していますが、本日、同買収が完了したことを発表しました。

今回の買収により、数十億ドルの規模に達するグローバルの研究用消耗品市場、特にインド、韓国および日本といった重要なアジア市場において、コーニングライフサイエンス部門のプレゼンスは大きく増します。ディスカバリーラボウエア事業部門の主要4製品プラットフォームであるプラスチック製研究用消耗品(リキッドハンドリングおよび細胞培養関連製品)、生物学的コーティングプラスチック製研究用消耗品、細胞培養試薬、薬物動態(ADME)研究用製品が加わり、コーニングの幅広い研究用器具製品・サービスポートフォリオは一層拡充します。

コーニングライフサイエンス部門バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーのリチャード M. エグレン博士は次のようにコメントしています。「今回の素晴らしい機会を足がかりに、成長が続く研究用消耗品業界においてコーニングのリーダーシップを高めていきたいと思っています。ディスカバリーラボウエアの優れた専門家チームはこれまで、顧客主導型ソリューションの提供に確かな実績を残してきました。双方の技術、サービス、グローバル市場へのアクセスを素晴らしい形で組み合わせることにより、共に輝かしい未来を築いていきます。」

ウェンデルP.ウィークス会長兼CEOは次のようにコメントしています。「私たちは、戦略的買収によって能力・市場範囲を拡大し有機的成長を補完していく計画を実行しています。ディスカバリーラボウエア買収により、ライフサイエンス部門に包括的な製品ポートフォリオや有力な販売網が加わることになり、大きく期待しています。今回の買収は、お客様への対応力の一層の向上だけでなく、より大きくバランスのとれた企業になる、というコミットメントを果たすことにもつながります。」

BD ディスカバリーラボウエア部門は、マサチューセッツ州、ノースカロライナ州および英国を中心に事業を展開しており、その販売網はアジア、欧州、北米を幅広くカバーしています。当社ライフサイエンス部門およびディスカバリーラボウエアのお客様は、事業統合計画の遂行中も、これまでと変わらぬ卓越したサービスをご享受いただけます。

リリース内容について
このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

コーニングについて
コーニングインコーポレイティッド(www.corning.com)は、特殊ガラスおよびセラミックの世界的なリーディングカンパニーです。コーニングの160年以上の材料科学やプロセス工学の経験から、コンシューマーエレクトロニクスや自動車排ガス浄化製品、テレコミュニケーション及び、ライフサイエンスの分野で、先進技術システムを実現する主要なコンポーネントを開発・製造しています。当社の製品には、LCDテレビ/コンピュータモニタ/ラップトップ向けLCDガラス基板、自動車触媒用セラミック担体及びフィルタ、光ファイバ、ケーブル、通信ネットワーク向けの配線機器、創薬分野向け光バイオセンサなどがあります。また、その他にも、半導体、航空宇宙、防衛、天文、測定といった数々の産業向けに光学や特殊ガラスを用いた高度なソリューションを提供しています。