FAQ 構成の詳細
1ウェルあたりいくつのスフェロイドが形成されますか?
Corningスフェロイドマイクロプレートはすべてのウェルで、1つの、均一のサイズのスフェロイドを形成するようにデザインされています。
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スフェロイドのサイズはどのようにコントロールできますか?
初期細胞播種密度を変えることで、形成されるスフェロイドの直径をコントロール可能です。
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プレートの保存に特別な環境が必要ですか?
いいえ。Corning超低接着表面は安定で、細胞毒性がなく、生分解を受けず、生物活性のないハイドロゲルコーティングです。特別な保存、ハンドリング方法は必要としません。
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スフェロイド形成させる際、丸底と平底それぞれの利点は何ですか?

Corningスフェロイドマイクロプレートの独自の丸底デザインは、1つの均一なスフェロイドを形成でき、各ウェルの真ん中に位置させることができます。この技術は3Dスクリーニングにおいて信頼できるツールです。

平底ウェルでは、複数の不均一なサイズのスフェロイドが各ウェルの不均一な場所に形成され、ウェル間の再現性はありません。ウェル間のばらつきにより、ハイスループットスクリーニングには適していません。

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自動化装置のプログラミングのためにプレート寸法を教えてください。
Corningスフェロイドマイクロプレートは96ウェル、384ウェルともに標準のANSI/SBS寸法規格に則っています。プレート寸法ガイドはユーザーガイド(CLS-AN-235)をご参照ください。
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画像解析のためのプレート寸法(ボトムの厚さなど)を教えてください。
ボトムの厚さは96ウェル、384ウェル両方で0.0875mmです。さらに詳しくはプレート寸法表をご参照ください。
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どのように培地交換をするのでしょうか?

培地交換では、使用した培地をウェルから取り除き新しい培地と交換する必要があります。スフェロイドを崩さないために、培地交換はウェルの中心を避け、ウェルの端を使って、培地の吸引と添加を行うことをお勧めします。

 

最も容易な方法は培地の半量交換です。例えば、1ウェルあたり200µLで培養した96ウェルフォーマットの50%の培地を除去するには、100µLの使用済み培地を吸引し、100µLの新しい培地を加えます。

 

培地の全量交換、またはウォッシュステップでは96ウェルでも384ウェルでも1ウェルあたり最低10µLを残すことをお勧めします。プレート寸法表をもとに、ウェルボトムから2mmから3mm上、少し中心から外れた場所にリキッドハンドリンク装置が来るようにプログラムを組んでください。

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ハンギングドロップ方式のように、蒸発は問題になりますか?

いいえ。蒸発は問題になりません。なぜならスフェロイドはウェルの中に形成されるからです。長期培養、

特に384ウェルでは、通気性シーリングテープ(Corning Cat.No.3345)を使うことをお勧めします。

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Corningスフェロイドマイクロプレートとの互換性が評価済みの画像解析装置はどれですか?

メーカー機器名称

BioTekR Instruments, Inc. CytationR cell imaging multi-mode reader

Essen Bioscience IncuCyte ZOOMR

Molecular Devices ImageXpressR Micro XLS automated imaging system

Nexcelom CeligoR S image cytometer

TTP Labtech AcumenR Cellista laser scanning image cytometer

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蛍光 / 比色試薬を使用してリーディングすることに問題はありますか?

いいえ。Corningスフェロイドマイクロプレートは特にアッセイ用にデザインされています。

プレートは透明な丸底ウェルと黒い本体から構成されています。さらにウェル間のクロストークを抑える独自のウェル壁があります。

細胞増殖と細胞毒性アッセイスクリーニングには、Promega CellTiter-GloR 3D Cell Viability Assayを使用することをお勧めします。

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Corningスフェロイドマイクロプレートの技術資料はどこで見られますか。
技術サポート (ScientificSupportJP@corning.com、03-3586-1268) にお問い合わせ下さい。