Corning マトリゲル基底膜マトリックスの3D細胞培養
本ページの情報は、Corning マトリゲル基底膜マトリックス よくある質問と回答およびCorning Matrigel Matrix(CLS-047)のCorning Matrigel Matrixに関するQ&Aの内容に加筆・編集したものです。
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Corning マトリゲル基底膜マトリックスは3D細胞培養でどのように使用するのですか?
3D培養には、Corning マトリゲル基底膜マトリックスのthick gel上で細胞を培養するオーバーレイ法やゲル中に包埋する方法があります。Corning マトリゲル基底膜マトリックスのthick gelを用いる方法としては、他にも3Dドーム法やサンドイッチ法がオルガノイド培養に広く使用されています。
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包埋法、サンドイッチ法、ドーム法の違いは何ですか?マトリゲル基底膜マトリックスはES/iPS細胞の分化を誘導しますか?
包埋法は、細胞とCorningマトリゲル基底膜マトリックス オルガノイド形成用(カタログ番号 356255)を混合してから分注します。これにより細胞を含むマトリゲル基底膜マトリックスの厚い層が形成されます。
サンドイッチ法は、培養容器にマトリゲル基底膜マトリックスを加えて重合させた後に細胞を播種し、マトリゲル基底膜マトリックスを添加した培地で培養します。これにより細胞はマトリゲル基底膜マトリックス上に留まり、焦点面が狭くなるためイメージングアプリケーションに最適です。
ドーム法は、マトリゲル基底膜マトリックス オルガノイド形成用と細胞懸濁液を混合した液滴(ドーム)を細胞培養表面上に形成させます。この方法は一般的にオルガノイド培養のプロトコールで用いられます。
各方法に役立つ方法が、Corning マトリゲル基底膜マトリックスオルガノイド形成用の使用に関するガイドライン(SPC-356255-G)に記載されています。
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