Corning Matribot バイオプリンターは、Corning マトリゲル基底膜マトリックス、コラーゲンなどの温度管理が必要なハイドロゲルでも、保冷ブロック、保冷容器または低温実験室を使わずに、分注・プリンティングを可能にする画期的なベンチトップ装置です。また、アルギン酸ベースのバイオインクなど室温での操作が必要なハイドロゲルを用いたバイオプリンティングにも使用できます。
Matribot バイオプリンターは、革新的な冷却シリンジプリントヘッドを搭載し、マトリゲル基底膜マトリックスを取り扱えるよう設計されたはじめてのベンチトップ型バイオプリンターです。このプリントヘッド技術により、オルガノイドアプリケーションに応じて3D液滴または液滴アレイを分注することが可能です。また、本システムでは、あらゆる細胞外基質を用いて層構造をバイオプリンティングでき、3D細胞培養の役割に応じてin vivo環境を高度に模倣します。これにより、重要分野の発展や最新の治療法を進歩させます。
Matribot バイオプリンターは、柔軟で使いやすい半自動ソリューションをご提供し、手動によるばらつきを低減します。小さいフットプリントにすべてが収まり、将来の個別化治療法に向けて高度な創薬および毒性学研究を実現させます。