過去10年間で、幹細胞研究は大きな進歩を遂げ、さまざまな疾患に対する治療法としてますます応用されています。幹細胞は、生体内の多くの組織に自然に存在する特殊な細胞であり、自己複製能を有するとともに、多様な細胞種へと分化する能力を備えています。
治療応用を目的としたさまざまな種類の幹細胞が研究されていますが、その臨床利用への進展は異なります。その中でも、間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells: MSCs)は、間葉系ストローマ細胞または医療シグナル細胞とも呼ばれ、他の多能性および全能性幹細胞タイプを凌駕し、先導的な役割を果たしています。MSCsは、治療目的で利用可能な多様な生物学的ツールキットを備えている点で特に注目されています。
Corning MSCulture Max 培地は、ヒト間葉系幹細胞(hMSC)の最終的な収量を増加させ、培養工程を効率化し、工程中のリスクを低減します。また、培地交換を不要にすることで、より少ない培地と交換回数でより高い細胞増殖を可能にします。MSCulture Max 培地は、3種類で提供されています。
- MSC 増殖用 標準リサーチグレード培地
- 迅速なMSC増殖に最適化したゼノフリーリサーチグレード培地
- バイオプロダクション用ゼノフリーGMPグレード培地
最適な MSCの増殖を実現するため、本製品は基礎培地および対応するサプリメントをそれぞれご購入いただく必要があります。基礎培地とサプリメントをそれぞれご注文のうえ、使用説明書に従って両成分を混合して、完全な MSCulture Max 培地を調整する必要があります。