コーニング、業界初の車載インテリア用ガラスソリューション、AutoGrade™ を発表

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ニュースリリース
Gorilla Glass
コーニング、業界初の車載インテリア用ガラスソリューション、AutoGrade™ を発表
コーニング、業界初の車載インテリア用ガラスソリューション、AutoGrade™ を発表
ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年1月14日
最新の車載インテリア用Corning Gorilla Glassは、経済的かつ信頼性を確保しながらデザインウィンドウを広げ次世代トレンドを実現する

コーニングインコーポレイティッド(NYSE: GLW)は、先週ラスベガスで開催された2019 Consumer Electronics Show®(CES)において、2つの新たな車載インテリア用ガラスを発表しました。現在、自動車メーカーは、よりインタラクティブな統合型ディスプレイを求める消費者ニーズに応えようとしていますが、コーニングの車載インテリア用Gorilla Glassはこうしたトレンドに応えて設計された製品であり、経済的に最高の性能とシステムを提供します。

マイケル・クニゴニス(コーニングオートモーティブガラスソリューション、ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー)は次のようにコメントしています。「消費者は運転席において、よりコネクティッドかつ没入型の運転体験を望んでいます。こうしたニーズに応えるべく、自動車メーカーは、より大型かつ横長で、異形状な統合型ディスプレイの採用を進めています。その結果、こうしたトレンドに対応するため、自動車用ならではの活用事例が現れ始めています。既存のカバー材料は、3回に1回は業界の信頼性試験を通過できず、サプライチェーンコストが肥大する原因となっています。」

「こうした理由から、コーニングの科学者は業界初となる車載インテリア用カバーガラスである2D用(平面)と3D用(曲面)の2つのAutoGrade™の開発に至ったのです。」とクニゴニスは述べています。
2D用カバーガラスは、業界の信頼性試験の合格率99%を達成するよう最適化されており(コーニングのシステムレベルの設計ガイドラインを使用)、同時に、見た目の美しさや最高クラスの耐久性、平面用途に適した先進の光学特性を備えています。一方、3D用ガラスは成形/曲面用に開発された製品で、曲げ成形後も2Dカバーガラスと同等の信頼性能を発揮します。

また、ファビオ・サルガド(コーニングオートモーティブガラスソリューション、コマーシャルディレクター)は次のようにコメントしています。「車載インテリア用Gorilla Glass 3Dの最大の特性のひとつは、常温で曲げることが可能なことです。カバーガラスとしての信頼性を損なうことなく、モダンな車載インテリアの曲面部分をデザインします。」

コーニング独自のColdForm™テクノロジーにより、熱曲げ成形した場合に比べて成形カバーガラス部品コストを最大40%削減します。同時に、光学特性を維持しつつ、AutoGrade™の高い信頼性を実現することが可能です。

クニゴニスはこのようにも述べています。「自動車業界の中で車載用Gorilla Glassへの関心が高まっていることを非常に嬉しく思っています。全世界の25社を超える自動車メーカーの新型50車種以上に、当社のガラスが組み込まれています。そして先週のCESでは、自動車業界から当社の最新イノベーションに対して素晴らしい反応をいただきました。」

AutoGrade™車載インテリア用Corning Gorilla Glass 2D および 3D は、2019年に量産を開始し、すでに複数の自動車メーカーが本製品をデザイン設計に組み込んだ2020年モデルの開発を進めています。

将来の見通しに関する注意点

本リリースには、1995年米国民事訴訟改革法の定義による「将来の見通しに関する記述」が記載されています。こうした記述は、コーニングの業績および事業運営に関する現時点での予測や想定に基づくものであり、重大なリスクや、本質的には不確定な事象が含まれます。こうしたリスクや不確定な事象には、コーニングによる買収・売却その他同様の取引の影響、グローバルなビジネスの影響、財政・経済および政治的状況、関税及び輸入税、米ドルと他国通貨(主に日本円、ニュー台湾ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動、製品需要および業界の生産能力、競合製品や価格設定、重要な部品および材料の入手可能性やコスト、新製品の開発と商品化、大手顧客からの注文や需要、計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期、テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性、設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止、規制や法令の策定による影響、予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力、テクノロジー変化の速度、特許の執行および知的財産保護能力、営業秘密、不利な訴訟、製品コンポーネントの性能に関する問題、重要な社員の保持、主にディスプレイテクノロジー部門における顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力、大口顧客の損失、2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正、法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等があります。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。将来の見通しに関する記述は、あくまで作成日時点における情報であり、コーニングは、新たな情報または今後発生する事象に照らしてそれらを更新する義務を負うものではありません。

ウェブによる情報開示について

企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html) を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用することをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。

コーニングについて

コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上にわたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、 乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。