コーニング、大量細胞培養を改善する新型Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)を発売

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Life Sciences
コーニング、大量細胞培養を改善する新型Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)を発売
コーニング、大量細胞培養を改善する新型Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)を発売
東京発 | コーニングインコーポレイティッド | 2018年3月5日
神奈川県横浜市で開催の第17回日本再生医療学会総会(17JSRM)で日本市場向けに発表

コーニングインコーポレイティッド (NYSE: GLW) は、マイクロキャリア製品ラインナップを拡充し、新たにCorning® Dissolvable Microcarrier(可溶性マイクロキャリア)を発売しました。細胞にダメージを与える剥離法を避けたい科学者や技術者にとって、Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)を活用することにより、従来のマイクロキャリア技術よりも穏やかで高効率な細胞回収が可能になります。

Corning® Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)は、2018年3月12日から日本市場で発売されます。

コーニングインターナショナル株式会社(コーニングインコーポレイティッドの日本の子会社)は、3月21~23日にパシフィコ横浜で開催される第17回日本再生医療学会総会(ブース番号:122)にて、Corning® Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)を展示します。また、コーニングインターナショナルは、同展示会にて、「可溶性マイクロキャリアを用いたヒト間葉系幹細胞の培養検討」というポスター講演も行います。

Corning® Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)は、細胞回収時に効率的に溶解する架橋多糖重合体で構成されています。マイクロキャリアを完全に溶解できるため、下流の精製プロセスがより容易になるだけでなく、細胞をマイクロキャリアから物理的に剥離する必要がなくなります。

コーニングライフサイエンス、ビジネステクノロジーディレクターのアンソニー・フルトス博士は次のようにコメントしています。「この材料技術を用いることで、新型マイクロキャリアは従来のマイクロキャリアが抱えていた多くのデメリットを回避することが可能です。従来のマイクロキャリアでは、表面から接着細胞を剥離する際に問題が発生するケースや、その後のステップでマイクロキャリアと細胞を分離する必要があるため、生産プロセス全体がより複雑なものとなり、コストもかかります。一方、Dissolvable Microcarrier (可溶性マイクロキャリア)は、例えば細胞療法などの機能細胞を使用するアプリケーションでは最適なソリューションとなります。」

コーニングライフサイエンスは、世界中の研究者の皆様に、これまでにない革新的な実験用技術をお届けし続けるとともに、高分子科学、生化学および分子生物学、ガラス溶融・成形、表面改質、および特性科学の分野で、革新的かつ高品質の製品とサービスを提供することでお客様の成功に貢献しています。

コーニングライフサイエンス製品の詳細については、お客様サービス担当迄ご連絡下さい。
カスタマーサービス電話: 03-3586-1996、技術サポート電話: 03-3586-1268
またはwww.corning.com/lifesciences.にアクセスしてください。
コーニングのDissolvable Microcarrier(可溶性マイクロキャリア)の詳細については、http://www.corning.com/worldwide/en/products/life-sciences/applications/bioprocess-applications/cell-therapy/dissolvable-microcarriers.htmlをご覧ください。

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