Corning Lotus™ NXT Glass、サムスンディスプレイの フレキシブルLTPS-有機ELラインに採用

Corning Lotus™ NXT Glass、サムスンディスプレイの フレキシブルLTPS-有機ELラインに採用

サムスンがCorning Lotus™ NXT GlassをFlexible OLEDラインに採用

ニュースリリース
Display Glass
Corning Lotus™ NXT Glass、サムスンディスプレイの フレキシブルLTPS-有機ELラインに採用
Corning Lotus™ NXT Glass、サムスンディスプレイの フレキシブルLTPS-有機ELラインに採用
ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2017年5月18日
サムスンGalaxy S8及びS8+に搭載のパネル製造にLotus NXT Glassを採用

コーニングインコーポレイティッド(NYSE:GLW)は、サムスンディスプレイがポリイミド(PI)低温ポリシリコン(LTPS)有機ELパネルラインのキャリアガラスとしてCorning Lotus™ NXT Glassを採用したことを発表しました。同パネルは現在、サムスンGalaxy S8及びS8+で用いられています。

両機種ともにフレキシブル有機ELパネルを搭載していますが、同パネルの厳しい製造プロセスにおいて、PI基板を支えるキャリアガラスが必要になります。

ディスプレイパネル技術と製品の世界的リーダーとして知られるサムスンディスプレイは、Lotus NXT Glassの業界トップクラスの寸法安定性、平滑で清浄な表面品質、効率的なレーザー剥離を可能にする高く且つ均一なUV透過率などを評価し、キャリアガラスとして採用しました(有機EL及び、キャリアガラスの役割に関する詳細はこちらをご覧下さい)

サムスンディスプレイは、フレキシブルLTPS有機ELパネルを生産しており、同パネルは最新の曲面ディスプレイ型スマートフォンやタブレットに用いられています。Lotus NXT Glass により実現したサムスンディスプレイのPI LTPS有機ELパネルは、最近ではサムスン電子の最新スマートフォンであるGalaxy S8 及びS8 + に搭載されています。

3 月 29 日に発売されたGalaxy S8 及び S8 +は、その革新的デザインでこれまでのスマートフォンの常識の枠を越えた製品です。両機種ともに、筐体の前面ほぼ全てを占めるInfinity Displayが最適な視聴体験を提供します。端末の側端までスクリーンが覆うなめらかなデュアルエッジデザインにより、これまでにない、新たな機会が広がります。

コーニングガラステクノロジー、ハイパフォーマンスディスプレイ、ビジネスディレクターのマイケル・クニゴニスは次のようにコメントしています。「コーニングは、サムスンディスプレイとの協力により、ユーザー体験の改良をしながら、先進的工業デザインの消費者向けエレクトロニクスデバイスを実現しています。世界に誇るガラス組成とフュージョン製法の賜物であるLotus NXT Glass を通じて、動きの激しいモバイルLTPS有機EL市場で勝負するパネルメーカーの皆様を支援しています。今回は、フレキシブル有機 EL パネル向けキャリアガラスとして、またリジッド有機 EL パネル用ガラス基板として、Lotus Glassを最適化しました。このように、携帯有機ELデバイスの未来に貢献し続けていることを嬉しく思っています。」

Galaxy S8及びS8+は、Corning Lotus NXT Glass だけでなく、業界をリードする最新のカバーガラス、Corning® Gorilla® Glass 5を搭載しています。Gorilla Glass 5は、固く粗い表面への落下に対する保護能力を高めた、消費者向けエレクトロニクスデバイスに最適なガラスであり、同シリーズの特色である優れた耐傷性、光学的透明性、タッチ感度も兼ね備えた製品です。

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このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

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コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的なリーディングイノベーターの一つです。160年以上にわたり、特殊ガラスやセラミック、光学物性に関する圧倒的な専門知識を活かした製品を開発し、新たな産業を生み出すとともに、人々の暮らしを変えてきました。コーニングは、研究開発への継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして困難な技術課題の解決に向けたお客様との緊密な協力関係により、大きな成果をあげてきました。コーニングの事業および参入市場は、常に進化しています。現在、消費者向けエレクトロニクス、テレコミュニケーション、運輸、ライフサイエンスなど様々な産業をコーニングの製品が支えています。例えば、耐傷性に優れたスマートフォン・タブレット向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、接続ソリューション、創薬・製薬のスピードアップに貢献する高信頼性製品、 乗用車、トラック、オフロード車向け排ガス制御製品があげられます。