コーニング、Corning® Gorilla® Glass 5を発表

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コーニング、Corning® Gorilla® Glass 5を発表
コーニング、Corning® Gorilla® Glass 5を発表
ニューヨーク州コーニング発 | Corning Incorporated | 2016年7月20日
業界をリードする光学的透明性、タッチ感度、耐傷性はそのままに 高い次元でのタフさを示す新フラッグシップカバーガラス

コーニングインコーポレイティッド(NYSE:GLW)は本日、最新のイノベーション製品となる、Corning® Gorilla® Glass 5を発表しました。新型カバーガラスは、消費者がモバイル機器で抱える最大の課題に応える為、日常のデバイス落下破損に対する保護性能を更に高めるべく作られた製品です。実際に、粗く過酷な表面の上へ、デバイス落下試験を行った結果、Gorilla Glass 5は競合品のカバーガラスと比較して最大4倍の耐久性を示しました。

Gorilla Glass 5は、クラス最高の性能を誇ってきた前世代のCorning Gorilla Glassをベースとして、更に独自の特性を備えています。 モバイル機器は、消費者がデジタルコンテンツを入手し、閲覧し、創出し、送信し、消費する上で最も身近にあるツールであり、カバーガラスは、そうしたコンテンツをタッチ、入力、スワイプするインターフェースとなるものです。 結果、消費者は、カバーガラスに対して、耐傷性、光学的透明性、タッチ感度、そして落下に対する保護性能を期待しています。

Gorilla Glass 5が実現

最近の国際調査*によれば、スマートフォン所有者の実に85%以上が、過去1年の間にスマートフォンを落としたことがあると回答しています。更に、3回以上落としたことがある割合は55%でした。 また、その60%以上の方々は、肩から腰の高さの間から、スマートフォンを落とした、と回答しています。

ジョン・ベイン (Corning Gorilla Glass、ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー)は、次のようにコメントしています。「当社は、Corning Gorilla Glass の各世代において、カバーガラス技術を新たなレベルへと引き上げてきました。 Gorilla Glass 5も同様であり、耐落下性能において、競合ガラスとの差を更に広げています。 実際の使用時には、肩から腰の間の高さで、モバイル機器を落としてしまうことが多く、その点で、新規のカバーガラスは、耐落下性能の向上が重要かつ必要な進化の方向性である事を、私たちは、理解していました。」

実際の試験において、1.6mの高さから画面を下にして粗い表面に落下させる試験を行いましたが、Corning Gorilla Glass 5は、最大80%が破損を免れました。これは、競合ガラスを大幅に上回る数値です。

コーニングは、自社のガラスサイエンスとフュージョン製法の強みを活かし、約10年前に自らが創出したカバーガラスの市場をリードしてきました。 Corning Gorilla Glassは、これまで全世界において、40社を超える大手メーカーより、1,800モデル以上、45億台以上のデバイスに採用され来ています。 Gorilla Glass 5は、各メーカーが、非常に高解像度のタッチ対応デバイスを生み出す事を可能する製品となるでしょう。

「コーニングは、165年にわたり、人々の暮らしを変えるイノベーションをお届けしてきました。」とベインは述べています。 「私たちは、マテリアル・サイエンスの専門知識を応用し、人々の日常生活に影響をもたらす方法で、消費者が抱える困難な課題を解決してきたのです。今回のGorilla Glass 5も、その最新の一例と言えるでしょう。」

Corning Gorilla Glass 5は、今年度後半迄には、使用が可能となり、グローバルブランドのメーカーのデバイスに順次搭載される予定です。

*数値は、Toluna社Quicksurvey調査回答を基に、世界11か国を対象としたグローバルのスマートフォンユーザーの平均値。 これらの国々は、米国、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、トルコ、インド、ロシア、中国、インドネシアです。 これらの国々の人口は合計39億人で全世界の54%に相当します。

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このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニング の業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、 株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されていま す。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

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コーニングについて

コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的なリーディングイノベーターの一つです。160年以上にわたり、特殊ガラスやセラミック、光学物性に関する圧倒的な専門知識を活かした製品を開発し、新たな産業を生み出すとともに、人々の暮らしを変えてきました。コーニングは、研究開発への継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして困難な技術課題の解決に向けたお客様との緊密な協力関係により、大きな成果をあげてきました。コーニングの事業および参入市場は、常に進化しています。現在、消費者向けエレクトロニクス、テレコミュニケーション、運輸、ライフサイエンスなど様々な産業をコーニングの製品が支えています。例えば、耐傷性に優れたスマートフォン・タブレット向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、接続ソリューション、創薬・製薬のスピードアップに貢献する高信頼性製品、 乗用車、トラック、オフロード車向け排ガス制御製品があげられます。