サリバンパーク
ニューヨーク州コーニングにあるサリバンパーク研究所は、ディスプレイテクノロジー、テレコミュニケーション、エンバイロメンタルテクノロジー、およびライフサイエンスなど、コーニングのあらゆる事業分野にむけた最先端の研究を行っています。サリバンパーク研究所は、ガラス組成科学の領域を広げ、将来的な業界のニーズを予測しながらそれを満足するような新しい材料やプロセスを探しています。
最も環境に優しいガラス基板であるEAGLE XG™の開発にいたるまで、何百もの新しいガラス組成がテストされました。これらの研究活動を主導してきたのは、サリバンパークの科学者チームです。2006年に導入されたEAGLE XGは、最新世代のLCDプロセスと製品に必要な3つの基本的特性を引き続き提供する一方、重金属やハロゲン化合物を含んでいません。第一に、EAGLE XGディスプレイ・ガラスは低密度で、ディスプレイの製造工程で取り扱いやすくなります。第二に、EAGLE XGガラスは熱膨張係数(CTE)が業界で最も低く、ガラスの熱安定性が改善されるなど、様々なメリットがあります。薄膜トランジスタ(TFT)の製造プロセスでは、温度が急激に変化することがありますが、当ガラスはその影響を受けにくく、複数の薄膜層の位置を揃えてトランジスタの形成が容易になります。最後に、EAGLE XGは化学薬品に対する耐久性が改善されており、ドライエッチングやウェットエッチング過程でのガラスの損傷が最小限に抑えられ、歩留まりや処理能力が向上します。